俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬瓜(とうがん)

2008-08-25 | 俳句・秋・植物


冬瓜のごろりと生りて小糠雨

熱帯アジア原産のウリ科の蔓性一年草。夏に糸瓜(へちま)に似た黄色の雌雄異花をつけ、初秋に大きな球形または楕円形の果実が生る。果肉は淡白な味で煮物、漬物などに用い、また冬瓜汁(とうがじる)として食される。冬瓜が生っているのを初めて見た。長さは30センチ以上はあるだろうか、かなり大きくごろりと横たわっていた。普通は黄緑色のようだが、これは粉を吹いたように白かった。細かい雨が冬瓜を濡らしていた。

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雲摑(つか)むやうな話や冬瓜汁


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