俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冴返る(2)

2010-02-06 | 俳句・春・時候


歌舞伎座の移転の話冴返る

暖かくなりかけたと思うと、また寒さがぶり返すことをいう。「冴ゆ」は冬の季語で、大気中の不純物がなくなり、透き通るような寒さをいう。春になって「冴返る」のにも、そうした寒さの感じがある。長年親しまれてきた歌舞伎座も今年で幕を閉じ、どこかへ移転するという。ぶり返した寒さが身に沁みた。

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冴返る寺の大樹に触れしとき


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