俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

鶴(2)

2013-02-02 | 俳句・冬・動物


塒へと帰る丹頂飛び立ちぬ

鶴居村の蔓の溜り場にしばらくいた丹頂は夕方になると、三々五々と塒へと飛び立って行く。その様子は、数羽の群れで一斉に日の沈む方へ向き、飛び立つ構えを見せて低い位置で羽ばたき、低空飛行から飛び上がっていく。少しピンクに染まった夕空を翔ける鶴も、趣があって美しかった。

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日の沈む方を見てをり鶴の群れ

























夕鶴やきゆんとしてきし胸の奥


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