俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

ものの芽

2013-02-05 | 俳句・春・植物

幣辛夷(しでこぶし)の芽

ものの芽や昔は下駄を履きたるも

草の芽、木の芽を含めた芽の総称。幣辛夷の芽がぞっくりと出て膨らんでいた。この芽を見て、なぜか昔のことを思い出し、子供の頃下駄を履いていたこと、大人になっても正月には和服に下駄を履いていたことを思い出した。今ではすっかり下駄を履くこともなくなってしまったのが少しさみしい気がする。

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辛夷の芽







ものの芽の纏ふは白きひかりなり


白木蓮の芽






野梅の芽



ものの芽の赤しふつふつ旅心


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コメント
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