俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

鶴(1)

2013-02-01 | 俳句・冬・動物


散策のカントのやうに鶴歩む

ツル目ツル科の鳥の総称。日本には、丹頂、鍋鶴、真鶴などがシベリア方面から飛来。北海道の鶴居村には多くの丹頂が飛来して冬を過ごす。見に行くと、数百羽の丹頂が雪の上の餌を啄んだり、羽繕いをしたりしていた。その中の一羽がゆっくりと歩く姿が、哲学でもしているような考え深い趣であった。

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声和して天に嘴上げ鶴鳴けり







雲去りて鶴に夕日の差しきたり


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