俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春浅し

2013-02-07 | 俳句・春・時候


春浅し池を描けるひとのゐて

春とはいえ実際にはまだ寒い時期である。それでもわずかに春らしい気配が感じられる。「早春」とほぼ同じ。辺りはまだ枯れたままだが、少し暖かい日を受けて池の絵を描いているひとがいた。そこに春の気配を感じた。

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浅春の橋を渡りぬ乳母車



首伸べてゐたりし亀や浅き春



春浅き雑木林の地鳴きかな



山鳩の番(つがひ)地に降り春浅し


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コメント (1)
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