俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

2020-04-05 | 俳句・春・植物




湖(うみ)に向く城山といふ花の山




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「花」といえば普通桜の花を指している。







『万葉集』の頃には梅の花が多く歌に詠まれ、賞美されて

いたが、以後は桜が花の中心になった。







「桜」というと桜そのものを指すが、「花」は桜以外の

多くの花のイメージが重なる。







「花の雨」は桜の咲く頃の雨、「花の雲」は桜が爛漫と咲き、

雲が棚引くように見えるさまをいう。







津久井湖に向いている津久井城とよばれる山城が

あった城山は、花の山となっていた。






湖の水面きらめく花の昼




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