俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

蝮蛇草

2020-04-07 | 俳句・春・植物




山城の登り口なり蝮草




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サトイモ科の多年草。

雌雄異株。







関東以西の山野の木陰など、湿った土に自生する。







晩春、仏焔苞と呼ばれる大きな柴褐色または緑色の

苞の中に花をつける。







その苞の先端が尖って前方に突き出ているので、蝮が

敵を襲う時の姿に似ているところからこの名がついた。







山の頂上に城跡がある。

その山城の麓の登り口に蝮草が頭をもたげていた。






まむし草挑む相手のなかりけり




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