俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

桜蘂降る

2021-04-13 | 俳句・春・植物




桜蘂降りたる上を小犬かな




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桜の花が散った後、萼に残った蘂が散って落ちること

をいう。







散った蘂で地面が赤くなっているのをよく見かける。







風や雨に降りしきる蘂には、花の時季が過ぎてしまった

一抹の寂しさがある。







「桜蘂」だけでは季語にならない。







散策路に桜蘂がびっしりと落ちていた。

その上を散歩の小犬が歩いて行った。






桜蘂降れど疫禍の収まらず




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