空を舞ふ鷹の目欲しと思ひけり
タカ科の猛禽のうち、おもに中小型のものをいう。
大型のものは鷲という。
一般に、鷲より嘴が短く、翼の先が尖り、眼光は鋭く威厳がある。
中空から急降下して獲物を捕らえるのが巧みである。
古く大陸から伝えられた「鷹狩」には大鷹が使われ、小さな鳥を襲わせる小鷹狩には「のすり」「刺羽」などの小鷹が用いられた。
冬の季語になっているのは、冬の鷹狩の鳥だからという。
空を鷹が舞っていた。
見ていると、上から眺める鷹の目が欲しいと思った。
青空の深しや鷹の舞ひをれば