冬至
梅仰ぐことも生きゐる証なり
八重野梅
バラ科の落葉小高木。
中国原産。
日本には八世紀頃、漢方薬の烏梅(うばい)として渡来したとされる。
月影
『万葉集』では、梅の歌は萩に次いで多く、春の花の代表であった。
春先、馥郁とした香気を放って咲く。
冬至
梅の名所としては、関西では奈良県の月ヶ瀬梅林、京都の北野、和歌山県の南部(みなべ)梅林、関東では、茨城県水戸の偕楽園、東京都青梅市の吉野梅郷、静岡県の熱海梅園などがある。
八重野梅
梅の花が咲いていた。
その梅を仰ぐことも、今を生きている証であると思った。
冬至
池廻りきたる眼に梅白し