俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春陰(2)

2023-02-25 | 俳句・春・天文

 

 

春陰や榎の大樹仰ぎゐて

 

 

 

 

 

 

春の曇り空をいう。

 

 

 

 

 

 

春は晴れると日差しが溢れ暖かくなるが、曇りの日が続くことがある。

そのときは寒さがぶり返し、陰鬱な気分になる。

 

 

 

 

 

 

陸游の詩「春陰雨に成り易く、客病(かくへい)寒さを禁ぜざる」(「春雨詩」)などの漢詩による。

 

 

 

 

 

 

春の空が寒そうに曇っていた。

大木の榎に寄り添い仰ぐと、雄々しく曇り空に伸びていた。

 

 

 

 

 

春陰のマレットゴルフ眺めけり

 

 

 

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