節分の夕べ川風緩やかに
立春の前日で、陽暦二月三日頃にあたる。
節分はもともと春夏秋冬の最後の日だったが、今ではもっぱら立春前日をさすようになった。
この夜、寺社では邪気を追い払い春を迎える鬼やらいなどの追儺式が行われる。
民間でも豆を撒いたり、鰯の頭や柊の枝を戸口に挿したりして、悪鬼を払う。
また、節分の夜は、縁起が良いとされる恵方巻を恵方に向かって食べたりもする。
節分の夕方に川沿いを歩いた。
川風が緩やかに吹いていた。
福豆の小分けを少しいただきぬ