俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春浅し

2023-02-05 | 俳句・春・時候

 

 

春浅し隈笹原に日の差して

 

 

 

 

 

 

立春以後、春とは名のみで、実際にはまだ寒い時期をいう。

 

 

 

 

 

 

春色はまだ整わないが、蕗の薹が頭をもたげたり、木の芽がほのかに膨らむなど、春はその気配をわずかに漂わせている。

 

 

 

 

 

 

「早春」とほぼ同じだが、「春浅し」は、季節の推移を人の感覚を通して捉えようとする意識がより強い。

 

 

 

 

 

 

林の中の隈笹原に日が差していた。

春浅しの感じがした。

 

 

 

 

 

浅春や用水に水音のなく

 

 

 

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