俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬枯

2024-01-22 | 俳句・冬・植物

 

 

冬枯の中に野墓のありにけり

 

 

 

 

 

 

冬が深まり草木が枯れ果てて、野山が枯一色となった満目蕭条たる景をいう。

 

 

 

 

 

 

同種の季語に「冬ざれ」があるが、これは冬枯を含めた冬のもろもろの現象で、荒れ寂びた感じをいう。

 

 

 

 

 

 

単に「枯」「枯る」の形でも様々に詠まれ、自然の風景のみならず、人間の心理に踏み込んだ表現も多い。

 

 

 

 

 

 

散歩をしていると、辺りは蕭条と冬枯れしていた。

その中に昔からの野墓があった。

 

 

 

 

 

枯れ果てし児童遊園人気なく

 

 

 

コメント (2)
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