風受けてをり炎天の川堤
真夏の灼けつくような空をいう。
外に出ると鳥も飛ばず、猫も歩かず、歩く人もほとんどいない。
照りつける太陽に、やりきれない暑さである。
炎天のもと川堤を歩いた。
だが、風があり、まだ歩くことができた。
炎天下昼餉のために出でにけり
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