青無花果下校児童ら声上げて
クワ科の落葉小高木。
小アジア原産。
果実の成熟は年二回で、夏果、秋果がある。
夏果は前年についた幼果が越冬して夏熟するもので、その熟する前の新枝に生っている青い卵形の実が青無花果である。
秋果は秋熟するもの。
「無花果」という字は、花が花托の中に隠れて見えないまま実になるところから当てられた。
ある家に青無花果が生っていた。
その下を下校の子供たちが大きな声を上げて通って行った。
菜園の青無花果を数へけり