寒林に入れば濁世を隔ちけり
冬枯れの林をいう。
落葉樹が葉を落としつくした寒々とした林である。
「冬木立」も似たような季語だが、「寒林」はあくまでも林という広がりと、凛とした寒さを旨とした季語である。
「寒木」はその中の一本を指す。
寒林の中の道を入って行った。
すると、しんとした林に囲まれ、濁世から隔たったように感じた。
寒林の向かうの透けて茜空
ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!
コメント利用規約に同意する