半月を落さむばかり春疾風
春の強風、突風をいう。
前線を伴った低気圧が日本海を通過するときに吹く南寄りの暖かい風で、荒れ模様の天気となることが多い。
涅槃西風、彼岸西風などの季語に比べ、より身近で実感のある季語である。
昼下がりの空に上弦の月が出ていた。
その半月を落さんばかりに、一日中、春疾風が吹き渡っていた。
武蔵野の雑木林や春嵐
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