俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夜桜

2019-04-05 | 俳句・春・人事




夜桜の明りを映す水面かな




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夜の桜の花。

また、夜、観賞する桜の花のこと。







篝火やライトアップなどにより照らし出された花には、幻想的

な趣が加わる。







昼間に観る桜とは全く別で、幽遠な情趣がある。







夜桜の下で花見をする人たちも多い。







千葉県東金市にある八鶴湖の夜桜を観に行った。

湖の水面には、色とりどりにライトアップされた桜の明りが映

っていた。






夜桜や母のこゑかと振り返り




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山桜

2019-04-04 | 俳句・春・植物




丘陵のカフェを目指しぬ山桜




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バラ科の落葉高木。







桜の一種の名であって、山に自生する桜の総称ではない。







四月上旬から中旬に、赤茶色を帯びた若葉と同時に白い花

をつける。

古来詩歌に詠まれてきた桜はこの山桜が多い。







関東から西の山地に自生し、奈良県の吉野山の山桜が最も

有名である。







丘陵地に一軒あるカフェを目指して歩いた。

途中、山桜が満開になっていた。






山桜遠回りして山門へ




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朝桜

2019-04-03 | 俳句・春・植物




自転車の若者らきて朝桜




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朝露をおびて咲く清らかな桜をいう。







朝日が差した満開の桜はすがすがしい美しさがある。







川沿いの堤に植えられた桜が満開となり、朝の散歩の人達

が気持ちよさそうに歩いていた。







川に向かって垂れた枝の花が朝日に眩しい。







朝桜の下を自転車に乗った若者たちがやってきて通って行

った。






スニーカーのひと際軽し朝桜




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花見

2019-04-02 | 俳句・春・人事




その下を歩くばかりの花見かな




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桜の花を観賞し、楽しむことをいう。







桜を愛でる習慣は平安時代に起こったとされるが、当時は

もっぱら貴族の行楽であった。







秀吉の醍醐の花見は有名だが、庶民の行楽となったのは、

江戸時代の元禄以降といわれている。







現代の花見は、友人や家族、職場の同僚などが花の下で

食事や宴会などをして楽しむことが多いが、濠や川沿いなど

ではぞろぞろと歩いて花見をする仕方もある。







桜の下で楽しんでいる花見客が多くいたが、こちらは桜を

見上げながらただ歩くばかりであった。






一所犇めいてをり花見舟




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2019-04-01 | 俳句・春・植物




満開になりし皇居の桜かな




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バラ科サクラ属の落葉高木。







桜は古来、日本人に特別に賞美されてきた花で、国花でも

ある。







数百種類ある桜のなかでも染井吉野は最も一般的である。







期間限定で、坂下門から乾門へと通り抜け、皇居の桜を

観賞することができる。

午前中は晴れていたが、午後からは雨雲が広がった。

それでも、多くの人がここを訪れ、新元号が発表されたこの

日に満開の桜を楽しんだ。




千鳥ヶ淵



千鳥ヶ淵へ行くと、ほぼ満開の桜がお濠になだれ込むように

咲いていた。






元号の令和と決まり夕桜




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