俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

山茶花

2019-11-10 | 俳句・冬・植物




山茶花やグーパーと手を繰り返し




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ツバキ科の常緑小高木。







日本特産種で四国、九州、沖縄の山林に自生し、また

観賞用に植えられる。







十~十二月、枝先に白い一重の花をつける。







園芸種には淡紅色や紅色、絞り、八重咲きなど多くの

品種がある。







掌のグーパー運動をしながら歩いていると、山茶花が

咲いていた。

山茶花の蕾はグーで、花が開くとパーのように見えたのは

面白かった。






山茶花に日差し明るし美容室




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石蕗の花

2019-11-09 | 俳句・冬・植物




束の間の夕日のときや石蕗の花




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キク科の常緑多年草。







本州の中部以西、四国、九州、沖縄の海岸近くに自生する。







観賞用に栽培され、庭などに植えられる。







十~十二月頃、花茎を伸ばし、菊に似た黄色い頭状花を

散房状に開く。







石蕗の花に夕日が差していた。

束の間のうちに時々刻々と花の色は変わっていった。






閉園の帰り支度や石蕗の花




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立冬

2019-11-08 | 俳句・冬・時候




立冬や青空映す池眺め




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二十四節気の一つ。







陽暦十一月七日頃に当たる。

今年は八日。







暦の上ではこの日から冬に入る。







この頃になると、一段と日差しも弱まり、日の暮も早くなって、

冬の季節風も吹き始める。







広い池に青空が映っていた。

冬に入ったのだと思った。






冬立ちぬポプラ並木の下歩き




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秋霞

2019-11-07 | 俳句・夏・天文




機窓より伊豆の山々秋霞




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「霞」は春の季語であるが、霞自体は一年中発生し、夏霞、

秋霞、冬霞、寒霞などといわれる。







秋は空気が澄み、遠くまでよく見えるようになるが、

水蒸気が多いときは霞が発生する。







秋でも遠くの山は霞んで見えることが多い。







秋霞を見ると柔らかな暖かみを感じる。







旅客機の窓から見ていると、富士山が見えてきた。

その手前の伊豆の山々には秋霞が覆っていた。






秋霞海に夕日の金の帯




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秋の薔薇(2)

2019-11-06 | 俳句・秋・植物




秋薔薇に日の傾けば翳りあり




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秋の薔薇がつつましやかに咲いていた。







それぞれ名札が挿してあり、プリンセスを冠したものもある。







花は少し小振りで、花数も夏ほどはないが、結構咲いて

いて楽しめる。







花色も淡い物が多く、品性がある。







秋の薔薇に日が傾いてきた。

明るいが、どことなく翳りが感じられた。






ゆつくりと一巡りして秋の薔薇




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