
彼は主に中国に住みながらアジア各国を駆け回って、ITに関わる情報を発信しているようだ。写真で見る限り、まだ30代かな?福々しい顔だから若く見えているのかも。
それはともかく、彼の書く文はまずデータをたくさん準備し、そこから言えることはこういう事じゃないか、という至極妥当な手法を使っている。
最近の新しい話題(「中国人旅行者の日本での買い物の仕方」とか)もあるので興味のある人は見て欲しい。
今日私が読んだのは「数で知る中国人の愛国心」(中国IT小話:第41回)というタイトルのものだった。2009年3月12日だから2年前のやや古いものだ。
彼は、
中国のネット利用者(2009年当時)…2億9800万人 (←2011年1月時点では4億5700万人)
ネットニュースを見る人 …2億3400万人
ネット利用者の8割強が10~30代前半の年代(チーリンホウ、バーリンホウ、ジウリンホウ)
〃 7割強が都市育ち
と一般的なデータ提示をした後、2009年当時のホットな話題「チベット問題で聖火ランナー妨害」を挙げ、中国がとにかく正しいと署名をした人数が816万人だったという数値を示して、
早い話が、
*ネットニュースを見た2億3400万人のうち、署名行動に立ち上がった816万人は、割合でいうと
3.48%、100人中3人か4人であること。
*ネット利用者2億9800万人全体から見ると、2.74%
*中国13億人から見ると、0.6%が「怒れるコテコテの愛国中国人」であるという。
(ネット以外の新聞などでは、チベット問題は多くのニュースの一つとしての取り上げ方がされており、直接行動に出る読者は稀だと彼は分析する。)
周囲を見ても、生活者で愛国の憂士っぽい人は一人もいない。学生が一番それに近いかも。それでも、クラスの中を見渡して政治に関心を持つ若者はとても少ない気がする。
「コテコテの愛国中国人」は0.6%だという2年前の山谷さん情報は、ネット人口が1.5倍になった現在も、おそらく似たようなものではないだろうか。
(仮定の最大ケース:0.6%がそのまま1.5倍したとしても0.6×1.5=0.9 約1%前後)
彼のスタンスが「中国をなま温かく見守る立場」というので、文中、それが一番面白かった。
