毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

深呼吸する   2011年3月30日(水) No.100

2011-03-30 20:38:07 | 中国事情
 朝目を覚ます。
鳥の声、トラックのバンピング、時には爆竹。
最近は、自分で上手に音を取捨選択している。鳥の声しか聞いていないのだ。
補聴器は何でもかんでも音を拾ってしまうので、煩いったらない、と以前聞いたことがある。人間の場合、耳が蓋をするんじゃなくて、脳が音を選んでいるんだよね。トラックの派手な音が、ふと気付いたら遠くから聞こえる…。とうとう、ここまで適応したんだ。すごいぞ、身体!

 もう一つ。胸が潰れるように重くガチガチになったとき、意識して深呼吸してみる。いい感じ。胸がスッと軽くなる。肩も背中も軽くなる。つまり酸欠だったのか。ムッツリして、鼻からチョビチョビ息をしているから、全身に空気が行き渡らなくなった可能性がある。
ここ最近、意識して、しょっちゅう深呼吸をしている。こんな事でも気持ちは回復に向かう。

 今日は、宿舎の外で、スミレを見つけた。ほとんど真っ白と言っていい色だが、花や葉の形は紛れもなくスミレだ。
その上、私の大好きなヨモギも生えている。ヨモギの先をちぎって匂いを嗅ぐと、本当に胸と言うより心がス-ッとする。
アイヌの人々は、昔から「ヨモギはこの世で一番初めに生えた草なので、これで刀や槍を作ると魔力を発揮する。」と言い伝えてきたそうだ。
すくすく育つその勢いやすらりとした立ち姿も好きだが、葉の形もきれいだなあと思う。
亡き母は、4,5歳の頃の私がよくヨモギを手にして家に帰り、得意げに「きれいな花を持ってきたよ。」と言っていたと教えてくれたことがあった。今でも、草の中で一番好きなのはヨモギだ。


スーパー「全家百貨」で自分と鳥のために食パン1斤(6.5元)を買い、帰ってくる途中、歩道で若い女性の焼き餅やさんが、鉄板で平たい餅みたいなのを焼いていた。色がヨモギっぽいので、どんな味がするのか確かめたくなり、2つ買った。1個5毛だから2個で1元。安いので浮き浮きして歩きながら、串に刺してくれた草餅を一口かじった。ヨモギは全く入っていない。着色料の色だけだ。さらに油も良くない。餅といっても固い団子みたい。(今日のはハズレだ~)とは思ったが、家に帰って電子レンジであっためると、(ま~、オ~ケ~)ぐらいにはなった。

 そう言えば、帰国者の李さんに「くれぐれも道路で売っているものを買って食べてはいけません。」と言われていたんだ。でも、李さん、もう私の胃腸は、路上食品にもビックリしませんよ~。何でもござれで~す。
コメント
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