昨夜発表の死者数39人は、今朝、行方不明者を含め1300人以上に膨れあがっていた。
「日本が未だ経験したことのない大地震」の結果がこれから明らかになってくる。しかしまだ災害は現在進行形なのだ。日本国内では、全力を尽くして生きている人の救出に当たっていることだろう。本当に阪神淡路大震災の恐怖が甦る。
あの時、みんな一生懸命、何をなすべきかを考えた。
「あんなに全神経使って人の役に立とうとしたことはなかった。」
という人たちも多いと思う。
あれから、20年も経っていないのに更にそれを越える規模の地震が来るとは…。
宮城県仙台市には甥と義姉が住んでいる。何時間も生死が確認できなかったが、昨夜9時半ごろ連絡が取れたとメールが入った。生きていることが分かるまで何度も亡き父母に祈った。『ワラにもすがる思い』と言うが、いくら死んでいるとは言え、ワラより父母の方が念力を発揮してくれそうな気がした。
昨日、誤報で「東京が大地震」と聞いたときは、息子がとんでもないことになっている姿を想像して、冷静ではいられなかった。そんな思いをたくさんの人々が今もしているんだ…。
昼前に、地元南昌テレビのスタッフが宿舎にインタビューに来た。
「災害直後、日本の人々は即座に、そしてとても冷静に避難・救援活動を始めた。これは普段から災害訓練など教育活動をしているためか?」
と聞かれたので、
「教育のせいもある。そして日本民族は露骨に感情を表現しない習慣が身についているからでもあると思う。」と答えた。
「日本人には、2、3年前の四川大地震のときにお世話になった。日本の人たちのために我々ができることがあったら言ってくれ。」
と言われて、本当に嬉しかった。
「どうか、日本の地震被害者に対する関心をキープして欲しい。そして昨夜から何人もの学生が心配して励ましのE-メールをくれた。どれほど勇気づけられたか分からない。親切な中国の人々に感謝する。」
としか言えなかったが。
真夜中のメールで気がつかなかったが、
「先生の日本にいるご家族は大丈夫ですか。オンラインビデオを通して見た日本の震災地は本当にメチャクチャになりましたね。私たちは今、祈ることしかできません。先生もどうか心穏やかでありますように。」とか
「「どうか日本にいるみなさんが無事でありますように願ってやみません。」
「大驚きです。大阪は大丈夫ですか。日本の方々のご無事をお祈りいたします。」
など、ネットニュースで知って何人かがメールをくれていた。
今日、インターネットはちょっと繫がりにくくなっている。twitterやfacebookなどは普段から全く無理なのだが、今朝からmixiもエラーばかり出て書き込めない。でもE-メールは交換できるのが何よりだ。日本から詳しい情報をメールでもらえるのは本当にありがたい。連絡の手段が断ち切られることほど、孤立感を味わうことはない。
「日本が未だ経験したことのない大地震」の結果がこれから明らかになってくる。しかしまだ災害は現在進行形なのだ。日本国内では、全力を尽くして生きている人の救出に当たっていることだろう。本当に阪神淡路大震災の恐怖が甦る。
あの時、みんな一生懸命、何をなすべきかを考えた。
「あんなに全神経使って人の役に立とうとしたことはなかった。」
という人たちも多いと思う。
あれから、20年も経っていないのに更にそれを越える規模の地震が来るとは…。
宮城県仙台市には甥と義姉が住んでいる。何時間も生死が確認できなかったが、昨夜9時半ごろ連絡が取れたとメールが入った。生きていることが分かるまで何度も亡き父母に祈った。『ワラにもすがる思い』と言うが、いくら死んでいるとは言え、ワラより父母の方が念力を発揮してくれそうな気がした。
昨日、誤報で「東京が大地震」と聞いたときは、息子がとんでもないことになっている姿を想像して、冷静ではいられなかった。そんな思いをたくさんの人々が今もしているんだ…。
昼前に、地元南昌テレビのスタッフが宿舎にインタビューに来た。
「災害直後、日本の人々は即座に、そしてとても冷静に避難・救援活動を始めた。これは普段から災害訓練など教育活動をしているためか?」
と聞かれたので、
「教育のせいもある。そして日本民族は露骨に感情を表現しない習慣が身についているからでもあると思う。」と答えた。
「日本人には、2、3年前の四川大地震のときにお世話になった。日本の人たちのために我々ができることがあったら言ってくれ。」
と言われて、本当に嬉しかった。
「どうか、日本の地震被害者に対する関心をキープして欲しい。そして昨夜から何人もの学生が心配して励ましのE-メールをくれた。どれほど勇気づけられたか分からない。親切な中国の人々に感謝する。」
としか言えなかったが。
真夜中のメールで気がつかなかったが、
「先生の日本にいるご家族は大丈夫ですか。オンラインビデオを通して見た日本の震災地は本当にメチャクチャになりましたね。私たちは今、祈ることしかできません。先生もどうか心穏やかでありますように。」とか
「「どうか日本にいるみなさんが無事でありますように願ってやみません。」
「大驚きです。大阪は大丈夫ですか。日本の方々のご無事をお祈りいたします。」
など、ネットニュースで知って何人かがメールをくれていた。
今日、インターネットはちょっと繫がりにくくなっている。twitterやfacebookなどは普段から全く無理なのだが、今朝からmixiもエラーばかり出て書き込めない。でもE-メールは交換できるのが何よりだ。日本から詳しい情報をメールでもらえるのは本当にありがたい。連絡の手段が断ち切られることほど、孤立感を味わうことはない。