時系列が前後しますが、2/5のおハナシです。まずは仕事明けの朝の富士山↑ボーっとしてました。霞んでてよくわからないですよね。
なので絵的に寂しいので鉄橋と一緒に撮ろうと思いましたが、列車が通っていないとまた寂しいと思い入れてみたら・・・富士山はわかんなくてただの鉄道写真になっちゃいましたw
で、一旦帰宅してすぐにまた出発!向かったのは・・昔はよく「柑橘試験場」と呼んでいた興津の・・
『独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究興津拠点』 (これが現在の正しい名称のだそうで・・長いわ!w)
・・へ行ってきました。この日は興津寒桜まつりに合わせての年に一度だけの一般開放の日なのです。
さすが果樹研究所。ありとあらゆる果樹類などがあります!およそ100種類ほどです。
ユーレカレモンの木~!
ラッパスイセンも咲いてた~
しかし、私がここへ来た本当の目的は2本の木を見るためでした。が、しかし・・ この理由はこのあとわかります。
まずは、祭りの本来メインであるはずの寒桜の木。薄寒桜という種類らしいですが・・、
ここの薄寒桜、実はワシントンポトマック川沿いの桜の兄弟桜でした・・。ここで育てられて送られた苗木がワシントンに植えられたのです。ソメイヨシノだけでなく何種類も送られたとのことで、その桜が残っている・・はずでした。が、その木は2008年に枯死してしまい残念ながら切られてしまったとのことでした・・orz。現在のはまぁ言ってみれば2代目みたいなものです。
まぁ、薄寒桜がもうないのは知ってましたが、もう1つは誤算でした・・。
ワシントンに送られた桜たちは見事に成長して、そのお礼である木が日本に贈られました。
花言葉が「返礼」というその木は、『ハナミズキ』。「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれるハナミズキはこの時に日本に最初に入ったのです。そのときの30とも40本とも言われている日本最初のハナミズキがここにある・・はずでした・・。
しかし、その木も昨年枯死してしまったとのこと・・(T_T)
そのハナミズキがあった場所に、職員さんが持っていた別のハナミズキを新たに植えたとのことでした。それがコレ↓
まだまだ小さな苗木であります。
う~ん、歴史的な寒桜とハナミズキが清水・興津にあるということで楽しみでしたが、ちょっと残念でしたね。
でもさまざまな果樹が見れて、この日だけのサービスの試食もあり、とてもいい催しでした。来年も行きたいな^^
そして、果樹がよく育つのには日当たりが良い斜面が適しているので、この場所は南向きの斜面になってまして・・
駿河湾の景色がとてもいい眺めです。是非来年は行ってみてください。お勧めですよ。
そして実はもう1つの目的がありました。
実はこの果樹研究所の中にはアメダスの清水の観測点があるのです。
観測点があるのはアメダス資料の緯度経度からわかっていましたが、果たしてそれはこの中のどこにあるのか?
それをしっかり確かめたかったのです。なんとなくはわかっていましたが、職員の方に尋ねてしっかりと教えていただきました。それがコレ・・
風向・風速計や雨量枡などが見えます。
ここで清水の気温・風速・風向・雨量・日照時間を計測してるんですねぇ。やっとつきとめました。一番主な建物のすぐ東側になります。