Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

どこに住めば安全なのか?

2011-05-25 17:07:03 | 雑記帳

 気になっていたので、静岡市のサイトで清水区平野部の大雨や津波、それぞれの場合の想定浸水域などを調べてみた。
やはりと言うか、七夕豪雨の頃から感じてはいたが、海に近い辻、江尻、浜田あたりより巴川を遡った下野、押切、能島の方が低地なのがわかった。
あの辺り、昔は山沿いには家が多かったが川に近い所には家はなく田んぼばかりだった。これがまず一点。

 次に、液状化現象が起きにくい地盤の場所を調べてみた。当然、前記の低地は水捌けも悪いので危険性は高いのは仕方ないとして、川も海も近くて危険だろうと思っていたウチの近くに、高さも少し高くて浸水しにくく、液状化現象にもなりにくいとなっている一角がある。
 
 それは、旧江尻城の城下町、今で言う二の丸町、江尻東のうちの西側、江尻町あたりである。(江尻城、現在の江尻小学校は半分は巴川から堀を引き入れていたので低いが、東側は高い) これが二点目。

 この二点を合わせるとつまり、昔から人が住んでいた区域はやはり良い土地で、昔は人が住んでいなかった所はやはり住んでいなかった理由があるのだ。

 そして、上記の良い場所の中でも一番良い場所には何があるのか?そう、小芝神社なのである。地域で一番大事なものを一番いい場所へという、先人の知恵だったんだろう。

 震災の津波で壊滅的被害を受けた地域で、漁業関連施設は仕方ないにしても、住居を海から離れた場所に移転することに抵抗がある人も多いらしい。先祖代々の土地は離れたくないとも言っているが、それでは未来の子孫をまた津波で悲しい目に合わせるということになるのではないか?

 自動車という文明の利器がある現代だからこそ、田畑や漁業関連施設などが沿岸部にあるのは仕方ないが、せめて住居だけは集団移転を、出来るのであればした方が良いのではないか?クルマがあれば「通勤」出来るわけだし。

 タカをくくると、またいつかやられると思う。もういいかげん分かっているはずだが、自然をナメちゃぁいけないよ。

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コメント (2)
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