Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

2018/5/19 嵐電と京都鉄道博物館

2018-06-28 19:28:24 | 乗り物いろいろ(鉄分多し)

 さて、5/18滋賀大津の翌日は京都であります。(更新がものすごく遅れましたがm(__)m)

 この頃も今も睡眠がうまく取れなくて困っているのですが、さらに旅に出たとなると当然枕が違うわけでやはり睡眠が上手く取れず寝不足になり、1時間寝ては起きるの繰り返し。結局ほとんど夜中じゅうテレビを見ていたような気がして、そのままボーっとしたまま朝を迎えました。

 ホテルでの朝食は予約していなかったのですが、そこは京都の中心部四条烏丸、少し歩けばどこか食べれるところがあるだろうと思い、ついでにそのまま早めに出発してしまおうということで、荷物を持ってチェックアウトしました。


 ホテルからすぐのところにあるLAQUE四条烏丸。私の記憶がたしかならば、ここは中学の修学旅行の時の団体専用宿だった場所のはずでこの交差点の角のところに泊まったのを覚えています。こんなファッションビルになっちゃってたんですねえ。

 吉野家を見つけてまたもや「プレミアム定期券(映画銀魂2限定版)」を駆使し(w)お安く朝食を取って、普通なら地下鉄を一駅乗るところを(阪急京都線だけど)、早めに出たこともあるし一駅くらい歩いていってしまおうと四条通りを西へと歩いていきました。



 四条大宮の交差点。右を見ると阪急大宮駅ですが…




 …最初の目的地は正面の嵐電始発駅、四条大宮駅でありました(^_^) “嵐電”は京福電気鉄道の軌道路線の名称で、四条大宮からの嵐山本線と、帷子ノ辻からの北野線を合わせて“嵐電”と呼ばれています。自分はこれは“嵐山電鉄2の略称で“嵐電”なのかと思いこんでいましたがどうやらそういった名前だったことはなかったようで、「叡山電鉄」と「嵐山」をごっちゃにして覚えていたようです(^_^;)




 まずは嵐電の嵐山本線を乗り通すために終点嵐山駅までの切符を買ってホームへ。そうしたらなんと新人運転士の教習車が停車していたのでそそくさと撮影ヽ(^。^)ノ



 「教」のヘッドマークと「教習」の方向幕なんて珍しいわけですよヽ(^。^)ノ




 乗り込んでみたら結構混んでまして仕方なく運転士のすぐ後ろのドア横に陣取りました。ここからみんな降車するのでちょっと面倒だったけど前方がよく見えるのでまあいいかなと。
 で、最初は普通に“線路”を走っていくのですが…




 …途中で道路上に出て“軌道”を走る“路面電車”になってみたり…




 …途中で本当に細い“電停”があったり…




 …きれいなカーブを描きながら道路の真ん中を走っていったり…




 …また“線路”に戻ったりとなかなか楽しい路線であります。前日の京阪京津線みたいな楽しさがありましたね(^_^)




 前方を見ながらの乗車はどこかでいい撮影場所がないかと探す意味もあるんです(^_^)/




 おっと前方から「太秦映画村」のヘッドマークを付けたレトロな車両がやってきました(^_^) これは後ほどどこかでまた撮れるといいなと思いました。
あ、この辺りから進行方向右側の運転室直後に陣取りました。嵐電は降車は必ず左側になるので右隅にいれば邪魔にならないことがわかったのと、このポジション、運転室との間に仕切りがなく、車両の全面ガラスだけなので写真がキレイに撮れることがわかったのですヽ(^。^)ノ




 今回嵐電は初めての上に、ほとんど予備知識はないままやってきてしまったので見るもの全てが新鮮でありました。この“レトロ”とはまた違う古いタイプの車両はとてもいいですねえヽ(^。^)ノ




 まあ、そうこうしているうちに終点嵐山駅に到着です。なんだか装飾のポールがたくさん立ってますねえ。




 この“行き止まり感”が終点駅のいいところであります(^_^)




 嵐電の嵐山駅駅舎であります。“いかにも京都”な感じを醸し出してますねえ(・∀・)




 嵐山駅からすぐのところにある渡月橋。嵐山といったらこの景色ですよね(^_^) ちょっと桂川の水量が多く水が濁っていましたけど嵐山らしい写真が撮れました。なおこの時、ものすごい修学旅行生が多くて写真を撮るのもなかなか合間を見つけるのが大変なくらいでした。なお、嵐山に来ましたが寺社をどこにも寄りませんでした(・∀・)




 すぐに嵐山駅に戻りました。装飾ポールを見てみましたが、これは夜間には中に光が灯り幻想的になるらしいですが、昼間見るとなんだか京都風なのか洋風なのかよくわからない感じでした。四角い方が“京都っぽく”見えるのでしょうが、それだと夜間点灯した時に光がうまく出ないのかなと思います。ま、外国人観光客は喜びそうだけど。




 ホームには古いタイプの車両が着いていました。ラッキー(^_^)v



 
 反対側もパチリ(^_^) 太秦映画村のヘッドマークはちょんまげの人がフリスビー投げてるかと思いましたが、すぐにこれは「銭形平次」だと気がつきました(^_^;)




 本来はこの“銀魂ラッピング”の車両が撮りたかったのですが、もうとっくにこのラッピング車両はなく、それでも“路面電車”には乗りたかったので嵐電にやってきたということです。

 しかーし!映画銀魂2でまた映画村と嵐電とタイアップのキャンペーンが決まり、2018/7/21からまた銀魂2のラッピング電車が走るのだそうです。詳しいことはまだわかりませんが、神楽(橋本環奈ちゃん)の姿のラッピングが施されたら絶対に来ようと思っていますヽ(^。^)ノ




 再び嵐山から嵐電に乗車し、帷子ノ辻にて北野線に乗り換えて北野白梅町を目指します。北野線は単線なんですね。




 はい、終点北野白梅町駅でございます。西大路通りに面したところにあり、結構な街中で周辺は交通量が多い道路と住宅街が広がっています。北野線は観光というよりは生活路線でしたね(^_^)


 そしてまた北野線を折り返し乗車。

 また帷子ノ辻駅に戻ってきてまたまた嵐山本線に乗り換えます。来た時に分岐駅のここで看板を撮らなかったのであらためてパチリ(^_^;)




 嵐山本線は一駅だけ乗ってすぐに降車、太秦広隆寺駅にて下車しました。ここは嵐電の有名撮影ポイントが近いとのことだったのでここで降りました。駅のすぐ横に広隆寺の山門があり、路面区間でもあるので、“路面電車”と“お寺”が一緒に撮れるんですね。さっそくパチリ(^_^)/




 “路面電車”の区間なのでどうしても他のクルマが写りこんでしまいますがそれは仕方ないですね(^_^;) こんなラッピング車両もやってきました。あ、これ最初に乗ったやつだ(^_^;)




 次はこの車両。このパンタグラフの形がいかにも“路面電車”らしくていいですねえヽ(^。^)ノ




 次はまた好きなタイプの車両が。いろいろなクルマが写りこんでしまいますが、まさか消防車がやってくるとは(^_^;)




 その他のクルマがが映らないようにするにはもう電車で隠すしかありません(笑)




 実は撮影で立っていた位置のすぐ右が太秦広隆寺駅になるのです(^_^)/




 おっと!そうしたら今度はレトロ車両がやってきました!これはシャッターチャーンスヽ(^。^)ノ




 いいですねえヽ(^。^)ノ なんか“京都らしい”写真になりました。




 そして、この太秦広隆寺駅はホームに隣接してうどん屋さんがあるのですヽ(^。^)ノ ちょうどお昼になるところだったのでいただいちゃいました。美味しかったですよ(^_^)




 うどん屋さんから食べて出てきたら先ほどのレトロ車両がちょうど折り返してきて慌ててパチリ(^_^;) でもこれはこれで結構いい感じかなと(^_^)/


 ここからもう一度一駅乗ってまた帷子ノ辻駅で北野線に乗り換え、北野線も一駅だけ乗って「撮影所前」駅で下車、少し歩けば山陰本線の太秦駅があるのでそこからJRに乗って移動です。

 これって223系だっけ?(^_^;)



 山陰本線は丹波口駅で降りてここからちょっと1km弱ほど徒歩移動となりました。・

 途中に京都市中央卸売市場があり、こんな“クルマ”がたくさん走っていました。「ターレー」っていうのかな?これ乗るのも結構楽しそう(^_^;)



 そして着いたのが…

 …はい!「京都鉄道博物館」であります。一度来てみたかったヽ(^。^)ノ




 入るとすぐにC62 26号機が。迫力ありますねえ。




 その横には80系電車が。この80系電車は前面が2枚窓として有名というか、その後の電車のデザインにすごく影響を与えた車両だったんだけど、なんと残っているのが初期型のこの3枚窓のしかないというのがなんとも残念…2枚窓の80系大好きだったのに(>_<)




 修学旅行らしきJCがなかなか動いてくれないのでそのまま入れて撮りました(^_^;)




 次は0系新幹線、H1編成であります。一番最初の編成だあ~ヽ(^o^)丿









 80系電車の車内。懐かしいなあ~ヽ(^。^)ノ 灰皿あるよなあ~(笑)




 0系新幹線の反対側。今でも駅の「新幹線マーク」はこの形の印象があります(^_^)




 103系だあヽ(^。^)ノ




 おお!トワイライト・エクスプレス牽引のEF81だヽ(^。^)ノ




 そしてこちらも2枚窓で大好きだったEF58だあ~ヽ(^。^)ノ 小さい頃近くの踏切へ「急行 高千穂」を見にいったなあ~。東京から東海道・山陽・日豊本線経由で西鹿児島まで行っていた最長客車急行で、物心ついた頃には新幹線走ってて、在来線の特急はもうなかったし、高千穂ももう最後の頃だったんだろうなあ。その牽引器がEF58だった。好きだったなあ。




 この2枚窓も好きなんだよなあ~ヽ(^。^)ノ



 さらに隣には…

 …こちらも大好きな機関車EF65の1号機ヽ(^。^)ノ いやー素晴らしい。EF65は今でも毎日貨物列車で見るけどね(^_^;)現在走ってるのはPF型だけどね。



 いいないいな~ヽ(^。^)ノ




 この四角い冷蔵庫みたいなのがいいのよ。後ろに客車や貨車を牽くと連続してキレイに見えるのヽ(^。^)ノ




 振り向くと新幹線と特急「はるか」と225系が同時にヽ(^。^)ノ




 トワイライト・エクスプレスは最後尾の電源車もありました(^_^)




 屋内に入るとまずはEF66の35号機が。これは塗装見てもわかるけどブルートレインを牽いていた機関車でした。ブルートレインの旅は憧れだったけど合計でも3本しか乗ったことないかな。もっと乗りたかった(>_<)



 このEF66は持ち上げた位置での展示なので…



 …床下のモーターとかを見ることができます。重厚~(^_^)/




 寝台特急「出雲」は一度だけ乗ったことがあった。その時この機関車だったかは覚えていないというか、京都で電気機関車からディーゼル機関車に換えた時を見てないや(>_<)




 自分はボンネット型の電車特急って実際に走ってるのはみたことないんだよねえ(>_<)




 この「コンテナ特急」ってのも覚えないんだよなあ~。走ってたはずなんだけど、自分の家は線路からすぐ近くでいつもいろいろ見てたけど、当たり前すぎて細かい見方はしてなかったんだよねえ。好きだったけど当たり前すぎてすごく興味があるわけじゃなかった。当時写真を撮ってたら今すごく貴重なものがたくさんだっただろうにね(>_<)



 さあ次は100系新幹線でありますヽ(^。^)ノ




 100系という名前よりも2代目東海道新幹線と言ったほうがわかりやすいかと思いますが、だんごっ鼻の初代0系新幹線と見比べてすぐにわかるのは尖がった鼻先の先頭形状と切れ長の目(前照灯)ですね(笑)
 この100系新幹線、画期的だったのは新幹線初の2階建て車両があったことですね。そしてこの100系新幹線は…



 …自分が大好きな371系のデザインの元になってるということなんですねえ(^_^) 窓の幅で青いライン、その下に細いラインが入り、中間に2階建て車両が連結され、371系はまるで“在来線の新幹線”という雰囲気がとてもよかったですヽ(^。^)ノ ただこの371系、JR東海でも過去にも今にも唯一のカーペット敷きの車両でしたねえ。新幹線よりも豪華でした(笑)




 寝台特急のヘッドマークもありました。自分は寝台特急では「富士」が一番好きでしたが、このヘッドマークよりは丸型で、中に富士山が描かれたものの方が好きでしたね。そちらはさいたまの鉄道博物館で見ることができます(^_^)




 さあそして、京都鉄道博物館はJR西日本の施設ですが、JR西日本のスターといえばこの500系新幹線でしょうヽ(^。^)ノ




 今見ても本当にカッコいいですよねヽ(^。^)ノ



 さてここで屋外へ出てみると…

 …キターヽ(^o^)丿 「梅小路蒸気機関車庫」であります。



 パノラマにしないと全体が撮れませんでした(^_^;)




 C61の2号機によるスチーム号。SL体験ができる観光列車で1kmほどを往復してきます。青空だったらよかったのになあ~




 SLは真っ黒なので露出が難しいんですよね。普通に撮ると黒くつぶれて配管などが写りづらくなります(>_<)



 ここからは車庫の動態保存されているSL群を見ていきました。

 C57の1号機。美しい姿で“貴婦人”と呼ばれたC57のこれはたしか「SLやまぐち号」をつい最近まで牽いていたと思います。名車中の名車。




 そしてこちらも名車中の名車、D51の1号機。素晴らしいヽ(^。^)ノ




 さらにこちらも名車中の名車、C62の1号機ヽ(^。^)ノ そりゃ博物館だから1号機があるんでしょうけど日本を代表する蒸気機関車の1号機がここに集結しているのは本当にすごいことです。




 D51の1号機を横から。




 そしてこちらはC62の1号機かな?D51もC62も大型で高速の機関車でした。なので釜も大きくてカッコいいですねヽ(^。^)ノ




 他にもC55の1号機や…




 …D52、C59、C53などが一堂に見ることができます。




 博物館の出口にあたるところは「旧二条駅」駅舎が保存されています。その中にも展示があって…




 …お召列車を牽く機関車の側面に取り付けられていた鳳凰のマークがありました。「お召列車」とは、『天皇、皇后、皇太后が使うために特別に運行される列車である。』とのことで、天皇・皇后・皇太后以外の皇族のために運行する列車は「御乗用列車」と呼ばれ「お召列車」とは呼ばれないんですね。私が写ってるのは気にしないように(笑)







 菊の御紋とは本当に素晴らしい。あ、ここにも私が写ってるのは気にしないで(^_^;)




 あ、ここに書いてあった(^_^;)




 上の写真の内容はこの通りであります。




 いわゆる「お召機」のナンバープレートも保存されています。



 これで京都鉄道博物館はおしまい。もっともっといろいろありますが、ここはもう一度丸一日時間をかけてじっくり見に来たいです。

 で、その京都鉄道博物館はどの駅からも少し離れていて行く時はバスを利用するか最寄の駅から延々と歩くかしかありません。今博物館のすぐそばに新駅が建設されている途中で、これが出来ると来場がラクになりますね。鉄道博物館だから鉄道で訪れたいですし、JR西日本としてもわざわざバスを儲けさせることもないでしょうからね(^_^;)


 帰路は博物館から京都駅までおよそ1.8kmを、隣接する梅小路公園を通って歩いていきました。土曜日だったので公園でもイベントが行われていていろんな屋台などを横目に見ながら通ってきました。ちょうどこの時間帯、ポケモンGO、月に一度に3時間だけの「コミュニティデー」の真っ最中だったので公園の中はポケモンする人たちがたくさんでした(^_^;) ちょうどいいので自分も少しやってみて、レアはわざを持ったリザードンを捕まえることができました(^_^) その途中で…

 …なんとトヨタの燃料電池車「ミライ」がありました\(◎o◎)/! そしてこの燃料電池車のエンジンをかけて発電して、周囲のモニターや“ふわふわ”のような展示物の電源になってました。発電機として使ってたんですねえ(笑)

 ドア開けて中を見てもいいとのことだったので覗いてみましたが…

 …思っていたより“普通”でしたが…



 …お値段を見てぶっ飛びました\(◎o◎)/! おいくら万円かと思ったら795万円とな!




 時間早めでまだ少し観光しようとおもえば出来たけど、歩き回って写真撮って疲れちゃったのと、宿泊とのパックツアーだった新幹線、帰りの列車は(両行会社でも)指定席が押さえられず自由席になっていたのがここで幸いし(自由席なのでどの列車でも乗れる)少し早めの列車で帰ることにしました。なんせ「こだま」だから時間かかるし。それにしても土曜日に京都からとなるとこだまでも指定席取れないんですねえ。自由席はけっこう空いてましたけどね。
 駅で売っていた京都麦酒のペールエール飲みましたが特に美味しいわけではありませんでした。



 お昼のうどんの後に歩き回ったのでお腹がすいて小さめの駅弁もパクリ(^_^;)




 静岡に着いて「ビールのヨコタ」さんで美味しいビールを飲み直しヽ(^。^)ノ




 静鉄で帰りました(^_^) 

 更新かなり遅れ気味であります。このところ梅雨で富士山見えないのでほとんど撮影していません。なので富士山の写真も少ないのでだんだんと追いついてくるとおもいます(^_^;)m(__)m

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