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生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

ひょうが降ってきた!!

2007-02-11 | 天気・気象
****************2月10日のMDC***************

天気話が続いてしまうが、記録せずにはいられない
びっくりすることが起こったのでw……


ついに2月10日――Xデー
東京では、逆立ちしても初雪は舞いそうもなく、
「雪なし記録更新」は秒読み段階に入った。

……と思った矢先――……

23時頃、とつぜん
アメ玉を何百個もぶちまけたような音が響く。
そして雷鳴
外を覗けば、案の定、"ひょう"だった!!
道路はみるみる白くなっていく。

部屋の中にもひょうが舞いこむ。
角のとれたコンペイトウのようで
けっこうきれいだ(笑)
髪や服にまとわりつき、
首を振れば、カランコロン音を立てて
床に転がり、おまけに弾む(ような気がした)。

慌てて洗面器を持ってきたものの、
時すでに遅し。
すっかり雨に変わった後だった。
ひょうは、1分も待たずに雨に変わることがままある。

通常、ひょうが降るときには、
恐怖のあまり、飛びあがるほどの落雷を伴うことが多いが、
今日は、雷様の方はおとなしかった。
ごく普通の雷雨、という感じである。

生でひょうを見たのは、
今日で6回目くらい。
ひょうは、いつ降るか予想するのが極めて難しいので
一生でも、あと何回見られるだろうか。

*********************************************

※ひょうの話→
(まだ詳細がわからないので
「首都圏版・降雹日データベース」は更新してません。)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/hail.htm

※"ひょう"の場合は、初雪にはなりません。
ひょうは本来夏の季語で、地上気温が38℃でも
降ることがあります。
コメント (2)
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いつかの大雪

2007-02-11 | 天気・気象
****************2月6日のMDC***************

東京は初雪を迎えないまま、
節分、立春が過ぎた

百万が一、今日雪が舞っても
史上3番目の遅さ、
このまま2月10日を過ぎれば
史上1位の記録塗り替えである!

ここで、ちょっくら過去の積雪量を調べてみたが
積雪ゼロという年はそんなに多くない。
さらに、雪がちらつきもしなかった年は皆無


また、パッと見、
ダントツの1984年92センチという記録が目に付くが
こんな年は空前絶後といってもよさそう。
まだ幼稚園だったので、記憶はおぼろげだが(笑)
毎日のように「大雪注意報」「大雪警報」が出ていて
永遠に春がこないんじゃないか、と怖くなった年である。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/meteoloiogy1.htm


なお、1980年以降、東京が20センチ/日の雪に見舞われたのは、

1984年1月19日
1984年2月18日
1994年2月12日

の3回しかない。

1998年の成人の日、
都心を襲った猛烈な雪もインパクトがあったが
あれでも16センチ。。。20センチには達してなかったのである。
吹雪くと吹き溜まってしまうので、
直感的には30センチくらいあるように感じてしまう
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