人生初めて赤道を越え、オーストラリアへ
オーストラリアといえば、季節も文化も日本と真逆
そのような意味でも、今回は楽しみだった。
海外国へ降り立っても、日本と同じように、
月は昇り、雲は沸き、太陽は輝く。
「ここ、日本じゃない?」
最初は、一瞬そんな錯覚に陥ることがある
だが、「急いでる人」が一人もいない、
商店街・ビジネス街は17時にはほぼ閉まる、
空に南十字星が昇る……
などという光景を目の当たりにすると、
海外国に来たのだ、と実感させられる。
全体に、とにかくゆる~~~い空気が漂っている国で、
空港のセキュリティチェックでさえ緊張感を感じない。
自分のように、
天然でアバウトでそそっかしい人間にはとても居心地がよく
帰ることが、本気で憂鬱になったほどだった。
それに、オーストラリア人は、
みんながみんな、おもしろいのだ
どこまでジョークで、どこからマジなのか
さっぱりわからないところが難点である。
そういえば、
一日目に行った牧場で、貴重なモノを見た(聞いた)。
コアラを抱っこして写真を撮ることができるのだが、
自分の数人前の人が抱いているとき、
突然、コアラが興奮してしまったのだ。
そのコアラの怒声が凄い、凄い……。
完璧に猛獣の声で、あのコアラが出してるとは思えない声なのだ
現地のガイドさんも、コアラが怒った声は初めて聞いたとのことなので、
貴重な体験?だったかもしれない。
また、シドニーの街は、
ゲイにもホームレスにも優しく、子育てもしやすいという。
ゲイの方は、堂々とゲイであることを公言でき、
ホームレスの方の中にも、
日本の会社員以上の収入がある人もいるとか。
また、子どもが15歳になるまでは「鍵っ子」にしてはいけない
という法律があるために、子どもが15歳になるまでの生活は、
国が完全に面倒を見てくれるという。
オーストラリアの最低賃金は、
日本円に直すと、時給約1700円以上。
(もちろんアルバイトでも)
土日に働けばそれが2倍以上になり、祝日は3倍以上、
クリスマスの日には、なんと8倍以上になるというのだ
これなら、消費税10%でも納得できるというものだ(笑)。
※ただし、日系企業が日本人を雇う場合には、
これらが守られてないことがよくあるので要注意
ところで、みんながみんな16時や17時に退社するのに、
なぜ「夜景」が存在するのか?
それが「夜景政策」のためだという。
毎晩、政府から指示された企業が、
分担制で電気をつけっぱなしにする。。。
だから、シドニーでは「同じ夜景は二度と見られない」
といわれているということである。
ということで、今回は観光旅行だったから、
オーストラリアの美しい面だけを見てきたかもしれない。
でも、それを差っ引いて考えても魅力的な国だと思う。
ぜひとも、「行きつけの国その1」にしたい。
そのときのため、オーストラリアドルを日本円に戻さないでおこう
なお、小さいながら欠点もないではない。
ひとつめ。オーストラリアは激太りする
太りやすい食べ物が豊富なので、
自分も一週間で二キロ増えました……。
ふたつめ。オージーイングリッシュは聞き取りにくい
受験勉強でやったアメリカイングリッシュの知識が
無力に近いのが少しショックだった。
みっつめ。お店のレジなどで待たされる。
お店のレジでは、後に何人並んでいようが、
おしゃべりしながら、のんびりレジを打つのオーストラリア流。
日本人は、これでイライラしないように。。。
ちなみに、帰りの空港でひとつやらかしました……。
ある事務手続きをする際、あろうことか、
ぜんぜん違う書類を提出してしまったのだ。
でも、そこがオーストラリア。
書類を見もせずにボンッとスタンプが押されてしまって、
あとになって、書類が違うことが発覚したのだ。
まあ、書類を間違える自分も自分だけれど、
まったく見ずにスタンプを押すってのも(笑)。。。
でも、そこからもオーストラリア。
「オーカイ、オーカイ(OK、OK)」で
その場でなんとかしてくれて、ことなきを得た。
ということで、絶対近いうち
再び、オーストラリアを訪れたい。
次回はエアーズロック、ダーウィンも!
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