生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

魅惑の蛾の世界へ!

2020-07-09 | 著書関係

まもなく、『胸キュン! 虫図鑑 もふもふ蛾の世界』
の出版から一年になります~。
読んでくださった方々、どうもありがとうございます。 


この本の主役はもちろん「蛾🦋」です。

日本は「蛾差別」が激しく、蛾は嫌われがちですが、
実は蝶と蛾の違いはないのです。
人間が主観でテキトーに分けただけ。
フランス語では、蝶と蛾の区別はせず、
両方ともpapillon(パピヨン)です。

日本では、蝶は約240種しかいませんが、
蛾は少なくとも6000種います。
一生かけても、蛾には「飽き」が来ません。

そんな蛾の中でも、
この本ではスズメガ科、ヤママユガ科、ドクガ科に焦点を当てています。
これらを選んだ理由は、
形が大きいこと、印象に残りやすいこと、かわいいこと、です。

5cmのイモムシというとかなり大きいイメージですが、
スズメガの幼虫の中には13cmに達するものがいます(オオシモフリスズメ)。

オオシモフリスズメ以上に巨大なイモムシ・毛虫は、
日本ではイワサキカレハくらいではないでしょうか。

※イワサキカレハの幼虫はときに15cmに達し、
しかも毒針毛を持つという、とんでもないスペック。
沖縄では「ヤマンギ」と呼ばれ、恐れられている。


ということで、この夏、
魅力に満ちた蛾の世界への扉をノックしてみませんか✨

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人間界に向いていない?

2020-07-09 | 雑記

みなさんの「そそっかしさ」はいかがですか?

この前も、冷蔵庫からポットを落として壊してしまった。 


私は極度にそそっかしく不器用なようで、
物を壊す、こぼす、ぶつける、怪我をする……
があまりにしょっちゅうで嫌になってしまう。

そのうえ機械に弱い、というより嫌われている💀
自分が使う時だけ急に動かなくなったり、
滅多にないようなエラーが出たり、
スマホも急に圏外になったり、フリーズしたり……。

ぶっちゃけ『人間界に向いていないのではないか』とも。
ドジでおっちょこちょいが厳しい自然界で生きていけるか!?
という指摘もあるが、よく観察すると、
わざとじゃないかと疑うレベルに
不器用・おっちょこちょいな動物は意外といるからだ。

カメやトカゲなどの爬虫類は、
食べ物を咥えるまでに、4回5回のミスは当たり前。
マンボウは、物にぶつかって死亡したり、
ジャンプして水面にぶつかって死亡したりと、
もはや「天然」のレベル。

※だからマンボウは、地球上の動物で最も多い
3億個もの卵を産む。

心理学・行動学的にも
「そそっかしさ」を研究してみると面白いかもしれない。

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