神経難病で闘病していた母・金子百々子が
4月30日夜に亡くなりました。
葬儀に関しては親族のみで執り行いました。
生前は大変お世話になりましたこと、心から感謝申し上げます。
亡くなる3時間ほど前に面会したときには、
確実に息をしていました。
ただ「肩で一生懸命息をしている」状態で
その動きがいつ止まるか……恐ろしかったです。
リリー・フランキー氏は
「男にとって母が亡くなる日は人生で最も恐ろしい日」
みたいなことを『東京タワー』で書かれていた気がします。
私も、あの母が亡くなりでもしたら
もう決して立ち直れない、人生終わったも同然と思っていました。
でも意外なことにこうしてブログ記事を書けています。
極楽への旅路の母を安心させるためにも、
最後まで執筆したいと思います。
お坊さんの言うとおり、
母は苦しみのない世界へと旅立ったのだ。
オオタカ(祖母)にも会えるだろう。
束の間のお別れであり、
私も数十年したら会いに行ける……。
「死後の世界はない」「霊は存在しない」
と主張する科学者たちの発言を聞いていると、
古典力学(ニュートン力学)の視点でしか
検討していないものばかりと気がつきます。
たしかに古典力学では、
「霊」のようなものは存在し得ないと考えるのが自然ですが、
量子力学まで考えを広げると
「霊」のようなものも存在するのではないか、
そう思えてきます。