生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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一人っ子より『異次元の少子化対策』について

2023-05-23 | 人口を減らせ論

『異次元の少子化対策』とやらで、
第3子以降の児童手当を増額するとか。

家畜じゃあるまいし、個人的には
無理に兄弟を増やさせることには甚だ疑問である。

私自身は一人っ子だった。

子どもの頃は一人っ子が嫌で、
「弟か妹を産んでよ」なんてねだったりもしたが、
今となれば一人っ子でよかったと思っている。

一人っ子だったおかげで大学院まで行かせてもらえたし、
遺産相続で揉めることもない。

私は「思い出の実家を現金に変換するなんてとんでもない」
と考える派なのだが、
兄弟姉妹がいれば、がめつい人もいたかもしれない。

それに一人っ子は、一人が当たり前だったから、
一人にされて寂しいと感じることが絶対にない。

※むしろ、最低でも1日数時間は、
一人の時間がないと本当に死んでいまう。
「正社員」がダメだった原因もここだと思う笑。

マイペースに生きることを学べたし、
人と比較して云々……という発想も生じなかった。
(「自分のモノは自分のモノ、他人のモノは他人のモノ」と考える)

だから一人っ子はけっして悪くない✨。

『ドラえもん』の舞台は昭和の東京であるが、
登場人物に一人っ子がやたらに多い。

あくまで推測だけれど、藤子不二雄先生も
「子どもは一人っ子が良い」と考えていたのではないか。

なお、一万歩譲って『異次元の少子化対策』を実施したいのであれば
超過激な政策を連発しなければ絶対にダメだ。

たとえば
・(今の物価のまま)全国民に1億円を支給
・医学部も含め、大学まで無償化
・教育にかける予算を数倍にする
・教員を数倍にする(「何人増員」とかセコいレベルでなく)

最低限、これくらいやらないと効果はないだろう。


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