ネットサーフィン(死語?)をしていたら、
「世の中にはなぜあんなに優しい人がいるのか」
ということで議論になっているのを見つけた。
たしかに「何を食べて、どんな環境で育ったんだ?」
というレベルで優しい人は稀に存在する。
「優しい人」にも亜種があり、
共感性が高い人、よく気がつく人、言動が穏やかな人
など様々だが、「他人に興味がない人」が、意外と
優しい人と認定されることが多いのがわかった。
他人に興味がないから、意地悪やイヤミはもちろん、
余計なお節介は絶対にしない。
叱ったり怒ったり、感情的になることもない。
そこまで他人に踏み込まない、他人に関わりたくない……
それで優しい人に見える。
これを本当に優しい人というのかはともかく、
「放っておいてくれる優しさ」が
現代社会ではとても受けることは間違いないだろう。
また、かつて非常に優しいと感じる女性に会ったが
「感情がない、と言われるんです」と漏らしていた。
感情の起伏が小さいことも、優しく感じられる条件だ。
さて、定義は難しいのだが、
「優しい人」とはどんな人を言うのだろうか?
1.すでに述べたように、ほどよく他人に無関心
2.感情の起伏がなく穏やか
3.他者のことも「自分ごと」に感じる
共感性が高いということ。
他人が困っていると、自分が困っているように感じる。
いわゆるエンパスと呼ばれるタイプ。
4.地頭がいい
「頭がいい」と「優しい」というファクター同士は
親和性が高いと思う。
頭がいいと共感性も高くなり、よく気がつき、
エンパスになりがち。
5.自分では優しいと思っていない
婚活によくいる「優しいと言われます」
は地雷と思ってよいでしょう💣。
そして、最後の6は私が独自に考えた定義。
これが一番大事だと思う。
6.周りにドン引きされようとも(自分が犠牲になっても)
自分の信じた方法で他者を助けようとする
例えば、ある女子中学生が
教室のゴキブリホイホイから
こっそりゴキブリを救い出していたのを
見てしまったことがある。
その子はもちろん、
普段から友だち思いで恐ろしいまでに優しい。
教員であれば、ただ甘いだけじゃなく、
たとえ職員室で孤立しようと、上から睨まれようとも、
嫌われ者の生徒・児童の味方であり続ける
これが「真の優しい先生」だ。
ちなみに「優しい女性」はDV野郎を引き付けやすい。
世の中の3大理不尽の一つだろう。
DV野郎、モラハラ野郎は想像する以上に厄介で
のんびりカウンセリングなんてしている余裕がないこともある。
「気絶させてでも女性を彼から引き離さねば」
と思うような事態も少なくない。
友だちや家族に「優しい人」がいたら
周りの人が一丸になって守ってあげて欲しいものである。
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