生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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メタンでできた積乱雲から雨が降る!

2018-01-13 | 自然科学

さきほど書店で、科学雑誌ニュートンを立ち読みサーチ(調べる)
木星の衛星「タイタン」には、海、そして雲が存在するという波曇り

タイタンは地球よりはるかに太陽に遠く、
よって温度もずっと低い。
水はとうてい液体では存在できないバッド(下向き矢印)

タイタンの海を作っているのは「液体メタン」だ。
地球上で、メタンは無色無臭の気体だが、
温度が低いタイタンでは液体となるのである。

そして、海からメタンが蒸発して雲を作り、
メタンの雨が降る。
タイタンでは、メタンでできた積乱雲(雷雲)も観測されているという雷

地球の生命を支えているのは液体の水だが、
仮にタイタンに生命が存在するとすれば、
液体メタンがその役割を担っているのかもしれない。

そう考えると、地球の常識では、
とてもじゃないが生命が存在しえないと思われがちな
低温下でも生命の可能性があると言えるではないか。


反対に、超高温の星では、
鉄が液体で存在して、海や雲を作る、なんてこともあるかもしれぬいい気分(温泉)

鉄の積乱雲から降る、液体鉄の雨、
体液が液体鉄ででき、高温に適応した生物……。


夢が膨らむ話であるぴかぴか(新しい)


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