かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

実験用の簡易電源を作ってみました。

2013年06月19日 | 製作

ここのところ、すっかり電子工作の記事が続いちゃってましたね~(・▽・)г

なにやらまたハマッてしまい、アレコレとやっていたら、電源電圧を調整したいということが度々発生してきましたので、簡単な実験用の電源装置を製作しておくことにしました。

回路は、LM317(可変型3端子レギュレータ)を使ったものです。
ネットでも、製作記事がたくさんありましたので、参考にさせていただきました。感謝感謝です。
20130619a
20130619b 20130619c 20130619d
・基電源は、ACアダプタを使うことで簡略にしました。
・微調整用のダイヤルを付けて、出力電圧の調整をし易くしました。
・よく使う電圧(1.5V、3V、4.5V、5V、6V、7.5V、9V、12V)は、ロータリースイッチ
 
で、すぐに選択できるようにしました。
・パネルメーター(電圧計)で、出力の動作状態と電圧の目安を確認できるようにしま
 した。

パネルメーターは、随分古くから所持していたもので、まわりが破損してボロ状態でしたが、
ここぞとばかり利用しました。おかげで完成時から、”既に故障していそうな古い装置”といった概観になってしまいました(100均のブリキ缶が輪をかけてます)。それでも、一目で出力動作が確認できるというのは安心です。

ロータリースイッチによる切り替えは、やはり大変便利でした。
ネットには、電圧調整用のダイヤルしか付いていないものがありましたが、毎回テスター等で、出力電圧を確認しているのかしらん(´・ω・`)?
↓ロータリースイッチと固定電圧設定用の基盤ユニット
20130619e 20130619f

LM317は、入出力の電圧差が大きいと発熱が大きくなりますが、基電源にマルチACアダプタを使えば、容易に調整できるので良いかもですね。

週末に届いたパーツですぐ工作。3日間の試用感を含めてお送りした、電撃製作記事でしたっ(・`ω・)ゞデシッ!!

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コンデンサマイクとアンプの製作

2013年06月14日 | 製作

コンデンサマイクを製作してみました(・▽・)ノ
20130614f 20130614g


ケースの代わりに利用したのは、LEDライト(直径15mmφ×50mm程度の円筒)です。
20130614a 20130614b
後部に付いている押しボタン式のスイッチと、電池を保持する仕組みをそのまま利用しました。
ECMは、直径6mmφの小さなものです。モーターボーティングが発生しないように、しっかりコンデンサを入れた回路で、基盤ユニットを製作しました。
20130614c 20130614d 20130614e
20130614h_2
ちなみに、フタの部分に使ったのは、このような金具なのですが、名前も用途もよくわかりません。
最初からECMにピッタリの穴が開いていて好都合でした。
分かる方がいたら、是非名前を教えていただけると嬉しいです(;´д`)ノ

いや~久々に細かい製作でした。中身は、ギリギリ収まっているという感じです。

さて、これを繋げるアンプも製作しました(・▽・)ノ
20130614i 20130614j 20130614k
100均のブリキ缶(縦90mm×横90mm×高さ40mm)がシブイでしょ。
このアンプは、汎用のIC1個で超簡単ながら、5000倍もの利得が得られるという回路を使っています。実験室で考えたものではないので詳細は控えます(-∀-)アシカラズ

20130614l_2実は、この回路を知ってすぐに、拡声器を製作しました。

ところが、マイクとケースを一体にしたら、ケースを伝わる音を全て増幅してしまい、ボリュームを操作するのも気を使ってしまう始末。また、ハムノイズも多々拾ってしまい、ひどかったのです(×_×;)
そこで、金属ケースを使いつつ、マイクとアンプを別々に作り直すことにしたという訳でした。


すっかり使い易く、ハムノイズも気にならなくなり、良い感じですv(*゜ー゜*)v

さて、何に使おうかな?(・o・)ヾ(^_^;)目的なしかいっ

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クリップコードの収納

2013年06月12日 | 日記・エッセイ・コラム

実験室では、いろいろな物を、A4ファイルケースで整理しています。

細かいパーツは、スチレンボードで仕切りを作ったりして、今では、抵抗器、コンデンサ、半固定抵抗などもバッチリです。
20130612a 20130612b

20130612c_3
さて、電子工作の実験用のクリップコードなんですが・・・いつもビニール袋に入れていて、取り出すとこんな感じ。もぉ~お、必ずからまっていてイライラしてました(-ε"-)






そこで、写真のような仕切りを作って、同じように収納してみたところ、このようになりました。クリップの片側を仕切りの溝に引っ掛ける形です。
20130612d 20130612e
これなら、ミノムシクリップ、ワニグチクリップなどもすぐに見分け、パッと選んで使えます。
コードを伸ばしたまま収納できるので、変な曲がり癖もつかないで済みそうです。
(写真では、既に癖の付いたものを収納しましたので、若干クネクネしてますが・・・。)

コードが必要以上に長いものがあったので、この際とばかり、20cmくらいに揃えました。
随分たくさん所持していましたが、今では、ブレッドボードを使うようになりましたので、こんなにたくさんのコードも必要なさそうです。

数本しか使わないのに、いつもイライラしていたかと思うと、早く整理しておけば良かったと思います。たくさんあれば良いってもんじゃないですね。
再び、断舎利に熱が入りそうな、かりおかなのでした(・_・)

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ゴマすり器をパワーアップしてみました。

2013年06月11日 | 製作

こう見えても(どう見える?)、時々自炊を致します。
P6080006 P6080010
野菜がたっぷり入った煮物は、健康にとても良い感じがします。以前に手に入れたグリル鍋は、今でも大活躍。

20130611g過去に何度か”ごますり器”のことを書いたことがありましたが、ゴマは、すぐに湿気、すり難くなることから、今では1回分ずつ個袋に入った”ゴマスティック”なるものを使うようにして、1回毎に使い切り、ごますり器の中に残らないようにしています。

さて、たくさんゴマをするときには、パワーが物足りなかったため、電池式のゴマすり器をACアダプターで使えるように改造してみました。

中を開けてみるとこんな感じ。
20130611a 20130611b
手前の空間は、単四電池が4本入る場所なので、ほとんど隙間がありません。
しかし、なんとかスイッチとACジャックをねじ込ませました。
20130611c 20130611d
普通なら、ACプラグを挿すと同時に、電池からの配線と切り替わるようにするところですが、もともとの配線が少し特殊だったこともあり、トグルスイッチで切り替えることにしました。
トグルスイッチがOFFのときは、押しボタンスイッチを押下すると電池で動作。AC電源を繋いでいるときは、トグルスイッチONと同時にすぐ動作(押しボタンスイッチは関係なし。)です。
20130611e 20130611f
完成ですヽ( ´ー`)ノ

いや~、パワフルパワフル。これからは、常にAC電源の方で使用することになりそうです。

何、ウソだろうって?そんなに便利なら貸してくれ?
”ごまかして”はいませんよ <(_ _)>ヾ(^_^;)

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IC555で”贅沢な”非安定マルチバイブレーターの実験

2013年06月08日 | 製作

この記事には後日談があります。2013年8月22日かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
”贅沢な”モーター速度コントローラー ←クリック
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「一定時間毎に一定時間だけ、スイッチをONにする装置を簡単に作れないものかな~?」(´・ω・`)?


と思いました。

3分おきに、5秒だけ音を鳴らして時間の経過を知らせるとか、
30分毎に一瞬スイッチを入れて、定点カメラのシャッターを切らせるとか、
3時間毎に30分間、換気扇を動かすとか。


いろいろと便利に使えそうです。

「そうだ、タイマーIC555の発振回路で時定数を大きくし、ゆ~っくりと動かせば良いのでは?」

と思ったものの、555の基本的な発振回路では、ONにする時間とOFFにする時間を個別に設定することができず、また、ONの時間をOFFの時間より小さくできない(ソース駆動の場合)などと制約があり、都合が悪そうです。

そこで、こんな回路を構成してみましたっ(`_´)/

 
555の”基本的なタイマー回路”を2つ使い、片方が動いているときには他方が止まり、交互にON-OFFを繰り返すという、非安定マルチバイブレーターです。

こんな回路、見たことありますぅ~?(・ο・)

ネットで随分と調査してみたのですが、このような回路は見つけられませんでした。
互いのICの2番と3番をコンデンサで繋げただけなんですが、アッサリと動いたので若干拍子抜けです。
実際、動いているところを見てやってください。


単安定マルチバイブレーターを2個使って、非安定マルチバイブレーターを構成するという、なんと贅沢な回路なんでしょうっ(-∀-)


フト頭をよぎる・・・・。
「そんなの、トランジスタ2個の基本的なマルチバイブレーター回路でいいじゃん。」
アレレ?わざわざICを使って、複雑にするまでもないてことか・・・・・。

しか~し!この回路には、メリットがあると思います。
・トランジスタの回路では、電源電圧が5V程度までに制限されるが、NE555の場合は、16VまでOK。
・555は、電源電圧を変えても周期に影響が出ない。

その他のメリットについては、募集中で~す。どしどしどうぞ(-o-)ヾ(^_^;)

タイマーIC555を使った長時間タイマーの実験結果を踏まえると、正確な時間設定をすることには限界がありそうですが、24時間以上の間隔を扱うこともできそうですし、少しくらい時間がアバウトでも、問題ない用途もたくさんあると思います。

一定時間毎に・・・
植木に水をやる
・ペットのエサを補充する。
・水槽の空気ポンプやヒーターを動かす。
・サーキュレーターを動かす。
・空気清浄機を動かす。
・部屋の照明を点灯する。←不在時の防犯対策。
・インテリアイルミネーションの電源を入れる。
アロマライトを点ける。←臭いは断続的な方が効果あり。
・模型などの展示品を動かす。
・・・・・etc



念のため、ドライブ回路を設けてリレーを動かしてみましたが、問題は無さそうでしたっ(・`ω・)ゞデシッ!!

ONの時間、OFFの時間設定は思うがまま。
デューティー比設定も思うがまま。(←これは、どこまで可変できるかは未検証です。あしからず。)
もちろん、マルチバイブレーターですので、何かを交互に動かすという用途にも便利でしょう。


オチが思いつきませんが時間になりました。頭を切り替えて部屋の掃除でもしますか。生活は極めて質素、贅沢には程遠い実験室なのでした(-。-)=3ヾ(^_^;)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事には、後日談があります。20201114かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
”簡潔な”間欠タイマー回路を考えてみました。

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