毎金曜日の早朝勉強会で、「一家幸福の大本は夫婦の合一(和合一致)である」 と教えられました。 三人の子どもを育てた過程を振り返ってみると、子育ては、まさしく夫婦合一が大切だと感じます。
子どもに対して 「こう変えてあげたい」 と考え、そう教えても変わりませんでした。 いくら子どもにとって良いことだから、と思って実行しても、何も変わりません。
子どもを変えたければ、自分が、自分達夫婦が変わらなければならなかったのです。 そう教えられ、その通りだったと反省しました。 夫婦が互いを尊重し親愛の情をもって接すると、優しい和やかな家庭になります。 そして、そういう時期には、確かに子どもは健やかに伸びやかに育っていたのです。 反対に、夫婦でいがみ合い不自然な生活をしている時には、子どもに問題行動が出ていたと記憶しています。
夫婦とは一対の反射鏡です。 互いを照らして映し出します。 鏡に写る自分の顔が汚れているからといって、鏡をいくら拭いても汚れは取れません。 鏡ではなく、自分の顔を拭かなければ綺麗にならないのです。 互いに、相手を直したいと考えるのではなく、自分を磨くことが必要なのです。 自分自身を正せば、相手(配偶者)は必ず自然に良くなり、そして夫婦の合一が子どもを健やかに育てると教わりました。 自分の経験からも、全くその通りだと思います。
地域は大切に守っていきたいものです。 地域の最小単位は家庭。 家庭の中心は夫婦です。 夫婦仲良く、明朗愛和な家庭をつくる事が地域を守る原点と言えるでしょう。