CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

利根川東遷

2007年03月16日 06時03分13秒 | Weblog
徳川家康が江戸城に入城した天正18年8月1日の頃
関東平野は湿地帯であった。
家康は100年先、200年先を読んで利根川東遷事業を
行ったと言われています。
当時、家康は武蔵、相模、伊豆、上総、下総、上野の
6カ国240万2千石でしたが新田の開発や交通網の整備
を目的に開始されました。
実際に利根川東遷事業が開始したのは文禄3年(1594)
で会の川を締め切る工事から始まりました。
当時利根川は南に流れており江戸川で交わり東京湾に注がれて
いました。
その後、新川通、赤堀川の初開削元和7年(1621)
江戸川、逆井川の開削が寛永年間(1624-1643)に
に行われ、承応3年(1654)に太平洋に繋がった。

利根川東遷に関する資料は国土交通省関東地方整備局
利根川上流河川事務所(埼玉県栗橋町)の中に資料室が
あり詳しい資料があります。 
TEL:0480-52-9840
URL http://www.tonejo.go.jp/

事務所の場所はこちら



資料室の写真です。
治水事業でよく知られた人物では伊奈熊蔵忠次(備前守)
伊奈半十郎忠治、右近将監忠尊など伊奈氏の一族が
約200年に亘って活躍した。

利根川の最近の氾濫で大きなものは昭和22年(1947)
9月14日のキャサリン台風による被害で1,100の死者
がでています。
現在も昭和55年(1980)の工事基本計画により工事が
進められています。

利根川東線遷の川の流れの変化はこちら


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする