米中首脳会談

ＮＨＫ画面また真っ黒…胡主席会見を中国規制か(読売新聞) - goo ニュース

２０１１年１月１９日５年ぶりに米中首脳会談で中国の胡錦濤国家主席が
米国を訪問した。胡錦濤国家主席＝Chinese President Hu Jintao
　　　　　　　　オバマ大統領＝U.S. President Barack Obama


米中首脳会議で米国は胡錦濤国家主席を国賓待遇で迎えています。
建設的・協力的な米中関係が再確認されたことが会談の成果だと
報じられています。
２０１０年初頭に米国が台湾に武器を輸出することで冷えて関係の
修復の意味でも成果があったとされています。

今回の主要テーマは
　1）北朝鮮の核問題---必要な段取りを経て６カ国協議再開
　　　　　　　　　　　問題解決をめざす。
　2）米中の軍事対立---中国は南シナ海は中国の核心的利益
　　　　ベトナム、マレーシア、インドネシア、フイリピンを
　　　　とりこもうとしている。
　　　　　　　　　　　米国は自由な航行を要求で対立
　　　　共同声明では　軍事交流再開　誤解を減らし理解を拡大
　3）中国の人権問題---
　　　　米国は１１年の刑のノーベル平和賞の劉暁波氏の釈放を要求
　　　　中国はいかなる内政干渉には応じられないと話は平行線に終始
　
　4）通貨人民元問題---
　　　　米国は中国人民元の過少評価だと主張に対し、中国は
　　　　米国の過剰消費が原因だと主張。
　　　それでも、中国は３兆7,000億円の航空機輸入などのおみやげを
　　　持参してかわしたところには中国のしたたかさを感じた。

であったが具体的な成果はなかったものの、今後も米中の
対話を継続させるということを約束できたのが成果であろう。

しかしながら、中国の人権問題のところで中国にとって都合
の悪い部分で上記のＮＨＫ画面が真っ黒になったというような
報道管制がとられており開放中国ということが定着してきた
昨今ではあるが、まだ国内に火種をたくさん抱えている印象を
もった次第である。

劉暁波氏のノーベル賞受賞に関する小生のＢｌｏｇ

CBS　Newsの報道