ノエビアスタジアムに隣接する御崎公園に展示されている神戸市電 1103号車の写真を撮りましたので紹介します。
撮影:2014-6-11
上の2枚の写真が御崎公園の神戸市電 1103号車の展示です。
上の写真は説明板です。
説明をそのまま引用紹介します。
「この市電は、昭和29年(1954年)、神戸市交通局長田車両工場製の車両としては
最後の車両として誕生しました。
速度・乗り心地を重点に車両の近代化を図った防振防音電車で当時としては
画期的な性能を誇り、皆様に愛され親しまれてまいりました。
昭和46年(1971)市電の廃止後は、広島市の広島電鉄(株)に移譲され行先表示器
など一部改造をうけて平成14年(2002年)まで活躍していましたが老朽化
による廃車を機に旧神戸市電 和田運輸事務所のありました当地へ里帰りしました」
上の写真はノエビアスタジアム。
神戸市電について関連年譜を記しておきます。Wikipediaより引用
明治43年(1910)4月5日 春日野~兵庫駅前 神戸電気鉄道(神戸市電の前身)が開業
5.857km
大正2年(1913)5月1日 神戸電気鉄道が神戸電燈と合併し神戸電気に社名変更
大正6年(1917)8月1日 買収により神戸電気が神戸市電気局として神戸市電となる
この時点で軌道延長12.27km、車両は94両(木造単車90両、散水車4両)
昭和3年(1928)11月9日 天皇即位大典奉祝花電車を運転
昭和8年(1933)4月1日 塗色に緑色を採用
昭和10年(1935)12月25日 路面電車としては日本初のクロスシート車(ロマンスカー)700形を投入
昭和17年(1942)5月19日 神戸市電気局から神戸市交通局に改称
昭和26年(1951)3月31日 集電装置をビューゲル化
昭和26年(1951)12月20日 荷物電車制度を廃止
昭和28年(1953)10月1日 石屋川線六甲口 - 石屋川間が開通し、路線長が35.6kmと過去最長となる
昭和41年(1966)5月1日 税関線(三宮阪神前 - 税関前間。現在のフラワーロードに当たる)を廃止
路線縮小を前提とした廃止が始まる。
昭和42年(1967)10月21日 市議会、市電の全廃を中心とした「交通事業財政再建計画案」を議決
昭和43年(1968)4月14日 ワンマン運転開始
昭和46年(1971)3月13日 神戸市電 全線廃止
路線 Wikipediaより引用
栄町線:(滝道分岐点:三宮阪神前南方) - 楠公前 - 兵庫駅
税関線:(滝道分岐点:三宮阪神前南方) - 税関前
東部国道線:(三宮分岐点:三宮阪神前北方) - 脇浜町
布引線:(滝道分岐点:三宮阪神前南方) - 上筒井一丁目
石屋川線:上筒井一丁目 - 石屋川
山手上沢線:加納町三丁目 - 大倉山 - 長田
平野線:有馬道 - 平野
楠公東門線:楠公前 - 大倉山
湊川線:新開地 - 湊川公園西口
兵庫線:楠公前 - 築島 - 西柳原
尻池線:築島 - 松原通三丁目 - 東尻池二丁目 - 長田
和田線:中之島 - 和田岬 - (高松橋分界点:東尻池八丁目南方)
高松線:東尻池二丁目 - (高松橋分界点:東尻池八丁目南方)
須磨線:東尻池二丁目 - 須磨駅前
板宿線:大橋町九丁目 - 板宿
上の写真は路線図(Wikipediaより)
関連ブログ
電気鉄道事業発祥地の碑 in JR京都駅前 on 2012-3-21
日本最初の電気鉄道(チンチン電車)は明治28年(1895)、京都の岡崎公園一帯で
開かれた博覧会への客輸送のため、明治28年(1895)2月1日に伏見(油掛通)と
京都駅の間の6Kmの区間で開通しました。
京都市民に親しまれた市電は昭和45年(1970)まで走りました。
伏見下油掛通りにも昭和45年(1970)2月1日に碑が建立されているようです。
電気鉄道(チンチン電車)ができた背景ですが、京都では 琵琶湖疏水を利用した
水力発電所が 明治23年(1890)に完成し, その電力を利用して上述のとおり
明治25年(1892)に 日本で最初の電気鉄道 (電車) が開通した。
開通当初は、東海道線に踏切があって その南側が起点となっていたが 明治34年に
高倉跨線橋が完成して, 京都駅北側の路線と接続された。
我ら神戸での路面電車ですが神戸市電全線廃止は 昭和46年(1971)です。
市電で現在残っているのは広島市、長崎市、高知市など数少なくなってしまいました。
神戸市電のYoutube動画
神戸市電保存車両見学マップ(神戸市サイト)
撮影:2014-6-11
上の2枚の写真が御崎公園の神戸市電 1103号車の展示です。
上の写真は説明板です。
説明をそのまま引用紹介します。
「この市電は、昭和29年(1954年)、神戸市交通局長田車両工場製の車両としては
最後の車両として誕生しました。
速度・乗り心地を重点に車両の近代化を図った防振防音電車で当時としては
画期的な性能を誇り、皆様に愛され親しまれてまいりました。
昭和46年(1971)市電の廃止後は、広島市の広島電鉄(株)に移譲され行先表示器
など一部改造をうけて平成14年(2002年)まで活躍していましたが老朽化
による廃車を機に旧神戸市電 和田運輸事務所のありました当地へ里帰りしました」
上の写真はノエビアスタジアム。
神戸市電について関連年譜を記しておきます。Wikipediaより引用
明治43年(1910)4月5日 春日野~兵庫駅前 神戸電気鉄道(神戸市電の前身)が開業
5.857km
大正2年(1913)5月1日 神戸電気鉄道が神戸電燈と合併し神戸電気に社名変更
大正6年(1917)8月1日 買収により神戸電気が神戸市電気局として神戸市電となる
この時点で軌道延長12.27km、車両は94両(木造単車90両、散水車4両)
昭和3年(1928)11月9日 天皇即位大典奉祝花電車を運転
昭和8年(1933)4月1日 塗色に緑色を採用
昭和10年(1935)12月25日 路面電車としては日本初のクロスシート車(ロマンスカー)700形を投入
昭和17年(1942)5月19日 神戸市電気局から神戸市交通局に改称
昭和26年(1951)3月31日 集電装置をビューゲル化
昭和26年(1951)12月20日 荷物電車制度を廃止
昭和28年(1953)10月1日 石屋川線六甲口 - 石屋川間が開通し、路線長が35.6kmと過去最長となる
昭和41年(1966)5月1日 税関線(三宮阪神前 - 税関前間。現在のフラワーロードに当たる)を廃止
路線縮小を前提とした廃止が始まる。
昭和42年(1967)10月21日 市議会、市電の全廃を中心とした「交通事業財政再建計画案」を議決
昭和43年(1968)4月14日 ワンマン運転開始
昭和46年(1971)3月13日 神戸市電 全線廃止
路線 Wikipediaより引用
栄町線:(滝道分岐点:三宮阪神前南方) - 楠公前 - 兵庫駅
税関線:(滝道分岐点:三宮阪神前南方) - 税関前
東部国道線:(三宮分岐点:三宮阪神前北方) - 脇浜町
布引線:(滝道分岐点:三宮阪神前南方) - 上筒井一丁目
石屋川線:上筒井一丁目 - 石屋川
山手上沢線:加納町三丁目 - 大倉山 - 長田
平野線:有馬道 - 平野
楠公東門線:楠公前 - 大倉山
湊川線:新開地 - 湊川公園西口
兵庫線:楠公前 - 築島 - 西柳原
尻池線:築島 - 松原通三丁目 - 東尻池二丁目 - 長田
和田線:中之島 - 和田岬 - (高松橋分界点:東尻池八丁目南方)
高松線:東尻池二丁目 - (高松橋分界点:東尻池八丁目南方)
須磨線:東尻池二丁目 - 須磨駅前
板宿線:大橋町九丁目 - 板宿
上の写真は路線図(Wikipediaより)
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電気鉄道事業発祥地の碑 in JR京都駅前 on 2012-3-21
日本最初の電気鉄道(チンチン電車)は明治28年(1895)、京都の岡崎公園一帯で
開かれた博覧会への客輸送のため、明治28年(1895)2月1日に伏見(油掛通)と
京都駅の間の6Kmの区間で開通しました。
京都市民に親しまれた市電は昭和45年(1970)まで走りました。
伏見下油掛通りにも昭和45年(1970)2月1日に碑が建立されているようです。
電気鉄道(チンチン電車)ができた背景ですが、京都では 琵琶湖疏水を利用した
水力発電所が 明治23年(1890)に完成し, その電力を利用して上述のとおり
明治25年(1892)に 日本で最初の電気鉄道 (電車) が開通した。
開通当初は、東海道線に踏切があって その南側が起点となっていたが 明治34年に
高倉跨線橋が完成して, 京都駅北側の路線と接続された。
我ら神戸での路面電車ですが神戸市電全線廃止は 昭和46年(1971)です。
市電で現在残っているのは広島市、長崎市、高知市など数少なくなってしまいました。
神戸市電のYoutube動画
神戸市電保存車両見学マップ(神戸市サイト)