CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その7 高瀬舟船着場跡

2018年11月04日 05時13分56秒 | 神戸市以外の兵庫県

2018年10月14日は「坂越の船祭り」、2018年10月28日は「坂越の嫁入り」を観る目的で
赤穂市坂越(さこし)に来ていました。
2018年10月14日の散策にあたっては赤穂観光周遊バス「陣たく号」を利用、
2018年10月28日の散策にあたってはレンタサイクルを利用しています。

その時に散策した場所を紹介していきます。
本日はその第7回 高瀬舟舟着場を紹介します。


シリーズ過去の記事

第1回 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その1 宝性山長楽寺

第2回 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その2 赤穂鉄道砂子駅跡

第3回 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その3 宝寿山 西山寺


第4回 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その4 浜市荒神社


第5回 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その5 尼子塚



第6回 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その6 坂越大橋

目次替わりに最終回(第31回)の記事にリンクしておきます。

 赤穂市坂越 散策記 on 2018-10-14&10-28 その31(最終回) 生島と秦河勝伝説




上の写真が高瀬舟船着場跡に設置された舟着場のモニュメント
モニュメントは高瀬舟の船着場跡をイメージしたもので、坂越大橋から下流へ
約350メートルの千種川東側の河川敷に2018年4月24日設置されました。
コンクリートと石材で船の形を表現しており、中央の石材は、 かつて船着場の石橋に
使用されていたものをそのまま使われているそうです。
モニュメントの近くには高瀬舟船着き場の説明板も設置されています。

千種川を利用する高瀬舟運路は17世紀には成立していたといわれ、内陸部(上流)との
流通においてここの船着場は重要な役割を果たしていました。
内陸部からは年貢米のほか製塩に必要な薪、麦、こんにゃく玉、紙など、臨海部(下流部)
からは塩や海産物が運搬されました。
年貢米をはじめとした貨物は高瀬舟船着場で荷揚げされ、坂越の主要道「大道」を通って
坂越湾で廻船に積まれ、上方(大坂)をはじめとした全国各地へと運ばれました。
「赤穂市史」では高瀬舟が坂越村に着岸するようになった時期は文化・文政期(1804-1830)
坂越港を表玄関とすれば高瀬舟舟着場は裏玄関と呼ばれた。


上の写真は現地説明板です。
木津の井堰や船着場の波止についても記載されています。


上の写真は現地説明板の全体遠景

拡大したものを添付しておきます。(下の3枚の写真)






最後に高瀬舟船着場跡の位置を示した地図を添付して筆を置きます。


出典:JR坂越駅前 レンタサイクルの近くに掲示の地図(部分)


コメント
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