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洲本市五色町都志の散策記 on 2023-6-14&6-15 その6 高田屋嘉兵衛参り墓

2023年07月14日 04時16分57秒 | 神戸市以外の兵庫県
2023年6月14日と6月15日に高田屋嘉兵衛の生まれ故郷&晩年を過ごした淡路島 洲本市五色町都志を
散策してきましたので写真紹介します。訪問先をシリーズで紹介していきます。
本日はその第6回で6月14日に訪問した多聞寺の墓地内の「高田屋嘉兵衛参り墓」


洲本市五色町都志の散策シリーズ過去の記事
 




都志本村の周辺地域では埋葬した墓とは別に「参り墓(詣り墓)」の慣習(両墓制

両墓制の発生については諸説あり、明確な定義はなされていません。
最も有力なのは 死を穢れと考えたため
死の穢れを遠ざけ、死者の供養の場を近くに置いたというものです。
死は穢れとして考えられるだけでなく、物理的に臭気を放ち、また感染症の原因にも
なったはずです。忌避観をともなう遺体の埋葬は村はずれで行い、故人の供養は村の中で
行ったものだと思われます。 

詣り墓の呼称としては、ラントウバ(卵塔場)、ラントウ、タッチョウバ、サンマイなどがある。

上の写真は平成11年(1999)生誕230年に際し、地元の人々はその偉業を称えようと
新たに大きな墓碑を建立したとのこと。
墓碑の正面には高田屋嘉兵衛の戒名の「高譽院至徳功阿唐貫居士 」が刻まれています。
 



上の3枚の写真は上述の墓碑の脇にある現地説明板









上の6枚の写真は奥の墓地の高田家累代の墓碑 最近の墓誌しか記載されていません。





上の3枚の写真は古い墓碑が並ぶ墓地です。
嘉兵衛の里めぐりウォーキングコースのリーフレットに次のような記述がある。
高さ約2mの石造五輪塔があり墓碑の正面に高譽院至徳功阿唐貫居士(こうよいんしとくとうかんこじ)
と刻まれています。この碑の右側に父母、左側に2・3代目の嘉兵衛や一族の碑が続き
全体で7基建てられています。
この記述をもとに該当する墓碑がないかと探しましたがピッタリ該当する墓碑を確認できませんでした。


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