2022年5月21日(土)、第72回姫路お城まつりを観るのに姫路に出かけていました。
当日の9時頃、姫路駅北口のバスターミナルで神姫バスの水素バスを見かけましたので
写真紹介します。姫路城ループバスの乗車停留所より撮影。
上の2枚の写真は⑤のりばに停車する神姫バスの水素バス
25系統、日出町循環で使用されています。
上の3枚の写真は姫路城ループバス(⑥のりば)から撮った神姫バスの水素バス
水素バスと表記していますが燃料電池バス(Fuel Cell Bus)が正式名です。
神姫バスが2021年4月1日より運行されています。
燃料電池バスの運行は西日本で初めてだそうです。
神姫バスは、国・兵庫県及び姫路市から支援(国から5千万円、県と市から1,000万円ずつの補助金)
を受け、燃料電池バス「SORA」(トヨタ自動車株式会社製)を約1億円で購入しました。
通常のバスの価格は2千万円から2千5百万なので4~5倍の購入コストだそうです。
1回の補給(600L)で200Km走行できる、燃費は3倍いじょうとなるそうです。
水素ガスの補給は2021年に新たに設置された岩谷産業の水素ステーションで行われます。
水素ステーションの関連動画を添付しておきます。
姫路市に「水素ステーション」 4月から運行「燃料電池バス」の補給場所にもなる予定(2021年3月27日)
燃料電池バスは、燃料である水素と空気中にある酸素の化学反応により発電し、その電力で
モーターを駆動させて走行します。一般的なバスの動力であるディーゼルエンジンと比べて、
走行時に二酸化炭素や窒素酸化物などを排出しないため、環境負荷の低減を実現することが
できるとともに、静粛性や乗り心地にも優れている車両です。
二酸化炭素(CO₂)の削減効果は年間40トンとされ一般家庭の13世帯に相当するそうです。
燃料電池バスの売りの一つとして災害時などに電源として利用できることです。
関連ブログ
2014年に開発されたトヨタの水素自動車「MIRAI]について下記ブログで綴っています。
水素で走るトヨタの車の展示 in JR三ノ宮駅海側広場 on 2021-10-31 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
川崎重工業株式会社の水素基地 on 2021-10-31 と川重の橋本康彦社長 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
東京五輪では聖火に水素ガスが採用されました。
東京五輪の競技が始まる on 2021-7-21 及び開会式 on 2021-7-23 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)
関連サイト
水素で走る神姫バス 姫路駅拠点に来月から運行|姫路|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)
関西圏の水素ステーション一覧|水素ステーション普及状況|一般社団法人次世代自動車振興センター (cev-pc.or.jp)
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