10月25日(金)は「集まれ辺野古 5日間大行動」の最終日。私は県庁での所用等のために行けなかったが、安和桟橋前には今日も大勢の人たちが集まり、ダンプトラックの進入を阻止したという。これで3日続いて、工事を止めたこととなる(21日、22日を含めると連続5日間)。素晴らしい成果だ。「皆が集まれば、工事を止めることができる」と確信を持った5日間だった。
大行動の実行委員会からは次のようなツイッターが発信されている。2日連続でゲート前に泊まりこんで監視を続けたメンバーもいる。皆さん、本当にご苦労さまでした。
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夕刻、テレビニュースが、伊平屋村で村職員が入札価格を漏らしたという官製談合防止法違反容疑で逮捕されたと報じた。その報道では、この不正により、受注した業者は事前に予定価格を知っていたことから、落札率は99.5%だったという。
(10月25日 RBCニュースより)
このニュースを見て、先日のブログでも書いた辺野古新基地建設事業の設計委託業務の疑惑を思いだした。
防衛局は、本年7月、大浦湾の軟弱地盤改良工事や護岸工の詳細設計等の委託業務(「シュワブ(H31)土木設計」)を発注した。この委託業務の入札は、予定価格4億6840万円に対して受注額は4億6805万円、わずか35万円少ないだけで、落札率99.92%であった。
こんな100%にきわめて近い落札率となることは、普通ではあり得ない。事前に予定価格が漏れていたとしか考えられない。沖縄県警は、伊平屋村の事件については、職員を逮捕し、身柄の拘束までしている。落札率99.92という今回の辺野古の設計委託についても、疑惑はないのか、ただちに捜査を開始すべきである。