(那覇地裁)
6月11日(水)、今日は朝から普天間基地・大山ゲートの抗議行動に行く予定で午前5時前に起きたのだが、強い雨が降り続いており、お休みということにする。こんな天候でも、きっと大山ゲートでは、雨合羽を着て抗議行動を続けている仲間たちも多いのかと思うと申し訳ない。
午前中は、識名トンネル違法公金支出住民訴訟の第9回口頭弁論が開かれた。この訴訟は長く本案前の問題で争いが続いていたのだが、前回、裁判長が本論に入ると宣言、被告(仲井真知事)からやっと訴状に対する認否が行われた。いよいよこれからが本番だ。
この日、トンネル工事を施工した大成建設から、「被告を相手方として訴訟に参加する」という「独立当事者参加申出」が出された。この申立ては、利害関係を持つ第3者が、自分たちに不利益な判決が出るのを防ぐために当時者として訴訟に関りたいということだ。今までは、我々と県知事の争いだったが、そこに大成建設も当事者として参加してきたのだ。県議会の百条委員会でも、県と大成建設の主張が対立している点が多かったが、きっとこの法廷でも足の引っ張り合いを始めるのではないか。いよいよ面白くなる。
とりあえず次回(7月23日)までに、我々から仲井眞知事がこの問題にどうかかわってきたのかについて求釈明をすることとなった。