3月11日、この間、追求を続けていた北部訓練場・N4-2ヘリパッド工事で、県への届出に違反し、大量の赤土を搬出していた問題が、地元2紙で大きく報道された。沖縄タイムス、琉球新報とも、1面で取り上げている。
・「国、赤土置き場無届 県条例違反」(2014.3.11 琉球新報)
・「高江工事 赤土条例に違反」(2014.3.11 沖縄タイムス)
両紙とも指摘しているが、この違反行為は民間の工事なら罰金50万円という重大なものだ。条例では、国の事業については、国が違法行為をするはずはないということで、罰則規定は定められていないにすぎない。その信頼を今回、沖縄防衛局は裏切ったのだ。昨年の工事中のヘリパッドの崩落事故による大量の赤土流出事件(この際も防衛局は県への届けを怠った)、そして今回の事件といい、防衛局の違法行為は目にあまるものがある。
また夕刻のテレビニュースでもこの問題が取り上げられた。
・「ヘリパッド工事 赤土条例違反で防衛局に厳重注意」(RBCニュース)
・「高江ヘリパッド工事 防衛局が赤土流出防止条例違反」(QABニュース)
(2月27日、現場から赤土を搬出するダンプトラック(ヘリパッドいらない住民の会撮影))