(3月10日の北部訓練場・メインゲート)
3月10日(月)、沖縄平和市民連絡会の高江便を運転、午前9時には北部訓練場のメインゲートに着いた。ヘリパッドの工事現場は、数人の作業員がいるが、赤土の搬出や芝張りもほぼ終わったのか、特に目立った動きはない。
最近のブログでも、先月末に続いた赤土の搬出が県の赤土等流出防止条例に違反したものであることを指摘してきた。今日も朝から、県の環境保全課の担当者に電話をして確かめたが、先週末、県は沖縄防衛局を呼び、事情を聴いたという。その結果、防衛局も県への届けを怠った条例違反だったことを認めたらしい。国の場合は罰則規定がないが、民間の事業であれば罰金20万円が課せられる重大な違法行為だ。明日の新聞でも取り上げられるだろうが、このような沖縄防衛局の条例違反行為を許すわけにはいかない。
午前中いっぱいは、メインゲートのすぐ後の森で戦闘訓練の米兵らの声が騒々しかった。午後になって演習も終わったのか、何台もの米軍車両がひっきりなしに出ていった。
寒い一日だったが時々日差しも照り、心地よい。ヤンバルの森では、薄紫のベールをかけたようなアオバナハイノキの花がちょうど真っ盛り。メインゲートでの監視行動の合間に、皆が交代をとってアオバナハイノキを見にいった。
12日(水)の午後には、住民の会がクロバイやアオバナハイノキの見学会を催す予定。もう40年以上もヤンバルの山を歩き続けている玉城長正さんが案内役。是非、ご参加ください。 クロバイとアオバナハイノキの花観察会
(クロバイの花。まもなく盛りを過ぎる。)
(アオバナハイノキ)
(グミ) (ムベ)
(オキナワシャリンバイ) (マンリョウ)