(識名トンネル)
今日(12月5日(水))も、早朝から大山ゲートの抗議行動に行く。10月以来、これで46日目にもなる。私は、高江に行った日や、2~3日、京都に行った数日などは無理だったが、そのうち、40日近くは参加しているだろう。年配者を中心とした行動だが、途切れることなく続いている。
午後は、N法律事務所へ。識名トンネル問題についての協議だ。
我々の識名トンネル問題の監査請求に対して、沖縄県監査委員会は、11月26日、請求の一部を認め、県に対して、損害金7177万円を、「本件に関わった職員」と大成建設が補てんするようにとの勧告を行った。
1984年以来、沖縄県監査委員会に対して、県民らは24件の監査請求を行ってきた。そのうち、監査要件を満たしていないとして監査対象にしない「却下」が15件、監査した結果、請求に理由がないとして「棄却」した事例が5件、監査委員の意見が割れた「合議調わず」が4件だったという。今回の勧告は、1984年以来、初めてのものだ。まさに画期的な成果だったといえよう。
今日、この監査結果を受けて、住民訴訟をどうするかの会議を弁護士さんを交えて行った。その結果、今回の監査結果は大いに評価できるが、事件の解明がまだまだできていないので、さらに司法の場で争おうということとなった。
今後、毎週弁護団・原告団会議をもち、12月21日に提訴の予定。