チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

大浦湾に一部残されたフロート---海保のボート係留のためにフロートを残すことは許されない

2016年06月06日 | 沖縄日記・辺野古

  6月5日(日)投開票された沖縄県議選は、与党が現在の23議席を27議席と増やし、大勝した。改めて辺野古新基地建設に反対する県民の民意を示したといえよう。しかし、残念なのは国頭郡区で現職の吉田勝廣さんが僅差で落選したことだ。県会議員さんの中では、最も辺野古・シュワブ基地前の座り込みに参加されていた方だけに残念でならない。

 6日(月)は、抗議船に乗るつもりだったが、遅くまで開票速報を見ていたため、早朝に起きることができず断念。少し遅れて辺野古に着き、第3ゲートから大浦湾を見ると、船やカヌー隊が抗議活動をしているのが見えた。

    (海保のボートの係留のために残されたフロートに、抗議船、カヌー隊で抗議)

 6日、沖縄防衛局は「大浦湾のフロートやオイルフェンスの撤去を完了した」と発表した。フロートは8,780m、オイルフェンスは3,440mを撤去したが、「ブイの管理に使う小型船舶を係留するためフロートを450m残す」という(沖縄タイムス 2016.6.7)。

 しかしこの防衛局の説明は納得できない。浜近くに残されたフロートには、いつも海保のボートが係留されており、ブイの管理をする小型船舶の係留のためのものではない。そもそも和解により翁長知事の埋立承認取消処分が効力を復活したのだから、海上にこのようなフロートを残す法的根拠は全くない。沖縄県も毅然と抗議すべきだ。

 夜は、二見以北のA区に引っ越したHさんのお祝い会。区長さんや地域の方々、そして青年会の連中も来てくれて大賑わいだった。地域の人々に支えられて彼女の新しい生活が始まる。

 7日(火)は午後、桜坂劇場で「圧殺の海第2章 辺野古」の上映後のトーク。30分ほどで、今後の裁判の結果にかかわらず、知事が毅然と対応する限り、防衛局は埋立本体工事に入ることはできないことを説明した。

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