23日の高江、まだ工事は終っていない---まるで挑発のようにオスプレイが離発着訓練を続ける

　12月23日（金）、沖縄平和市民連絡会の高江便を運転。北部訓練場メインゲート前の集会に参加した。今日も30人近くが山に入っている。昨日の「返還式典」を前に、ヘリパッド工事は完成したということになっているが、歩行訓練ルートでは今日も作業が続いていたという。

　メインゲート前では午前10時頃、ちょうど川口真由美さんが歌っている最中に、オスプレイがゲート横のヘリパッドで離発着訓練を繰り返しはじめた。機動隊員らも呆然として見上げている。身体に響く凄まじい騒音。昨日の知事も参加したオスプレイ撤去を求める大集会の翌日、まさに挑発としか言いようがない。

　オスプレイは操縦席横の扉が開いたまま、兵士が身体を乗り出しているのが見えた。 

 

　空にはオスプレイが飛び交っていたが、下の森ではトクサランの花が咲き乱れていた。ここではあちこちで咲いているが、環境省の準絶滅危惧種だ。