6日(土)、7日(日)と辺野古の海上行動は中止となったので、朝、ゆっくりと起きて辺野古に向かった。座り込みテントに着くと、なんと京都のIさんから声をかけられて驚いた。ゼミの学生らを連れて、八重山の帰りに辺野古・高江を回るのだという。Iさんは高江に行ったことがないというので、案内役を兼ねて車で先導する。
(N1ゲート前での座り込みテントと車)
昼頃、N1ゲート前の座り込みテントに着いた。ここ数日、防衛局がN1ゲート前での座り込みテントや車を排除するために、月末までに強行手段に出るのではないかという報道が続いている。排除を求める仮処分申請、工事が出来なかったとして座り込み住民への損害賠償請求、地位協定に基づく立入禁止区域への編入等が行われるかもしれないということで、住民の会は、座り込みの態勢を強化すると共に、防衛局長と県に抗議・申入れに行く準備を進めている。こうした問題について、N1の座り込みテントで住民の会のFさんたちと今後の取組について話し合った。
ともかく、場合によっては高江でも今月中に座り込み住民の強制排除が始まるかもしれない。辺野古、高江と2ケ所になって大変だが、これ以上の基地建設を許さないために頑張りたい。
ヤンバルでは今、おかしなことにイジュの花が咲いている。普通は6月頃に咲く花だから、全くの狂い咲きだ。7月末の台風の影響と言われている。
午後、辺野古に戻った。海を見ると、浜近くにあった小型スパッド台船が少し沖合に移動している。来週火曜日は大潮で、干潮時には台船まで海の中を歩いて行ける。そこで、皆で辺野古の浜に集まり、干潟を歩いて台船の場所まで行こうという行動が提起されている。防衛局はその行動を恐れ、台船を沖合に移動させたに違いない。
(沖合に移動した小型スパッド台船)
今日は本土からの右翼グループが辺野古に来るというので、午後、座り込みテントには大勢の人たちが集まっていた。日の丸と星条旗を掲げた右翼グループが船をチャーターして海に出ている。右翼たちの中にも、辺野古の海に出て、この素晴らしい海を埋めてしまってもいいのかなと疑問に思ったメンバーがいたのではないか。
座り込みテントの前で集会。私も、高江の動きや、辺野古での今後の工事について報告した。